原美術館「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」
原美術館の「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」展へ行ってきました。
森村さんの作品はかなり好きで、展示がある毎に行っています。
原美術館は今年いっぱいで閉館になります。そういう意味でも今のうちに行っておきたいところですね。
うちからは歩いて行ける場所なので、ここがなくなるのは寂しい限りです。
あまりおおぴらにしていませんが、ここは駐車場もあって、クルマで行っても駐められます。数台分しかないので空いていないとダメですが。ダメなときの保険が近くにないんですよね。だから、そこまで読んでクルマで行かないと。
展示に関しては、今回はムービーがメイン。だからムービーを見ないと意味がありません。時間毎に早い者勝ちなので、休みの日はあらかじめ早めに行ってチケットをもらってから待っていないと座れる席にはなりません。立ち見で良いなら結構見られます。50分なのでちょっとつらいかもしれません。
ムービーの内容は、、、
かなり刺激的。
いろいろ考えさせられる内容です。日本がアメリカに敗戦後、受けた教育、内政、天皇制など。森村さんの持論が展開されます。それに対して異を唱える人だと最後まで見ているのは苦痛でしょう。どちらかと言えば右よりと言われる内容です。
数年前に三島由紀夫さんの市ヶ谷駐屯地での自決事件をテーマにしたムービー作品がありますが、あれの発展系という感じです。僕はそのムービー作品も横浜美術館で見ましたが、森村さんの頂点とも言える作品だと思います。
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