花をPhase Oneで撮る
立派なユリです。
仕事の撮影の前に時間があったので撮りました。
カメラはPhase One XF デジタルバックはIQ280です。レンズはシュナイダーの80ミリ
中判デジタルを使っている人だとすぐに分かりますが、端から端までピントを合わせることが困難です。
被写界深度が浅いからで、いくら絞っても来ません。
中判デジタルは猛烈に解像感があるのですが、デメリットもあり、その最大のものがピントが合わないこと。
商品撮影の時には最も気を遣う点です。
今回は仕事ではないのですが、ピントは合わせたい。
で、使った手法はフォーカスブラケットをして撮影後にピントの合った部分を合成して一枚の画像にするというものです。
ネット検索するといくつかその手のアプリケーションが出てきます。Photoshopでも出来ます。
が、僕が使っているのはヘリコンフォーカスというアプリケーションです。CaptureOneを使っている人には知られているものです。
で、ピントをずらして25ショット撮影、その後ヘリコンフォーカスで合成しました。
100%拡大だとこんな感じ。
距離がずれている部分がうまく繋がりません。これはぼけると大きくなるので、背景まで前景のボケが浸食してしまうからですね。
最初にやったときはF4で撮ったものを繋いだので、こんなことになりましたが、最終的にはもっと絞ったカットを繋ぎました。
バックタイプで花を撮るとその解像感にしびれます。ホントスゴい。
ピントが合えば、ですが、、、
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