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2019.01.06

プロカメラマンは生き残れるか?

いつも拝見している吉村さんのブログで興味深い文章がありました。

写真家になるには

ここでも風景写真家として生きていくには?ということが書かれています。

今に始まった事ではないのですが、ここ1、2年のプロカメラマンの環境の変化を感じています。

新たなステージに入ったような気がする。

それは、、、

アマチュアに仕事を奪われるということです。

先の吉村さんのブログでも触れられていましたが、風景写真などは特に綺麗な風景の現地にいる人にはどんな有名写真家でもチャンスという数では負けます。旅行者と一緒で、その場所に行って撮る限り、気候にも左右されるし、限られた時間は極端に短いですから、勝負になりません。だから、北海道などに移住して写真を撮っている写真家は多いのです。東京から行ったのでは限界がありますから。

僕が感じているのはこれとは別のアマチュアとの戦いなのですが。

以前はよくあった取材、記者会見などの撮影ですが、今はほとんどの場合、ライターが写真を撮っています。写真を撮る専属でその場に居る人はよほど大手のメディアか、オフィシャルなどの専属のカメラマンです。

つまり、カメラマンはこういうジャンルからは必要なくなったのです。

また、僕のメインの商売である商品撮影の分野でも、その会社の人が撮るケースが多くなりました。もちろん、イメージカットなど機材も必要で、クォリティも求められるものはプロが撮りますが、そうではないカット、例えば機械の内部やスイッチの配置など説明カットと言われるものは、もうプロカメラマンに依頼されなくなりつつあります。
これは、プロカメラマンに依頼するとカット単価になるからで、撮れば撮るほど経費がかかるからです。

逆に言えば、、、

こういうカットがあったからこそ、僕たちプロカメラマンが稼げたのです。イメージカットだけでは時間がかかり手間がかかり、その割にはギャラが安いからです。ギャラ設定が説明カットが多くある前提で決めれれていた時代のままだから。イメージカットが安くてもトータルとしてそこそこの売り上げになればいいという考え方ですね。
その前提で、稼げる多数のカットが無くなればどうなるか?
割に合わない仕事だけ残ることになります。

今は高額なギャラで高品質な撮影をするトッププロか、一般人が撮るか?の両極端になりつつあります。
それまでは底辺カメラマンと言われていたような人たちすら存在出来なくなるでしょう。

それをどうこう言ってもどうしようもない。

それは先の吉村さんも同様です。

違う方法で稼ぐように、売れるようにしていく。

今やっているプロカメラマンはデジタルの波を乗り越えて生き残ってきた人たちです。次の波はアマチュアとの戦いです。この波をしのげるか?

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