ロケでの物撮り
昨日は品川にある某世界的なPCメーカーでの撮影でした。
新製品の撮影だったので時間が限られていて、しかも、場所もミーティングルームみたいなところです。
久しぶりに持ち出したのはコレです。
付いているストロボはProfoto B2。
商品撮影の場合、どうしても商品の上にトップライトが欲しい。スタジオならブームで出すとか出来るのですが、ロケ、しかも、先方の会議室などでやる場合、ブームなんて持って行けません。と言うか、アシスタント無しなのでそんな大がかりなセットは持ち込めません。
それでも、そんな状況下でもなんとかしたい。
で、僕が使っているのはこれです。
Manfrotto スタジオ用シングル多関節アーム シングルアーティキュレテッドアーム 2段 16mm スピゴット付 ブラック 196AB-2
年に数回も使いませんが、あると便利。
スタンドに取り付けています。
B2みたいな軽いヘッドでないとスタンドが転倒します。
一人で機材を持っていく都合上、スタンドも軽量にしたいから、小型になります。それだと余計に転倒しやすくなるので要注意ですね。ウェイトを付ければ良いのですが、それも持っていくのでは根本的な解決にならない。
ペットボトルで水を入れて、という意見を知ったかぶりで言う人がいますが、現場の状況を分からなすぎ。とにかく撮影時間は限られているのです。自分がトイレに行くことさえも出来ないほど。そこで水を汲んでくることがどれだけ非現実的か?想像力の問題です。
ストロボはProfotoを使っていますが、業界的にはGODOXが圧倒的な勢力です。とにかく安い。昔のようにカメラマンの稼ぎが良い時代だったらProfotoはイチオシですが、今の状況では、、、、
ホント、先が見通せないです。30年やってきてこれほど先行きが暗いと思ったのは初めてかも。
プロの写真家はどうやって金を稼いでいくか?僕のような古い人間には発想の転換が必要ですね。
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