恒例の撮影はαで
着物を着せての家族写真を撮るというイベントです。
僕がやるようになってからもう10年くらいになるかもしれません。
最初はハッセルブラッド500シリーズに付けたH25で撮影していました。
その後、P45+、Leaf DM28、去年はIQ280でやっていた撮影です。
今年は初めて35タイプのデジタルカメラでやりました。
プリントするので、それほど高画素の必要もなく、、、ただ撮っている感じと、ピントが合っているところはスゴいのにハズレるボケが綺麗と言うことで中判にこだわっていました。
去年まで使っていたIQ280はsensor+と言って1/4の画素数で撮りましたから、2000万画素もあれば十分なのです。
丸一日立って撮影が続くので、中判はそれなりに大変です。更に大変なのはピントを外す確率が高く、そのために多くのショット数を取ってしまうと言う、誰トクな撮影でした。
今年はメインがα9、アップなどを手持ちで撮るためにα7R IIを使いました。
α9は70-200/2.8のレンズ、これで全身カットを撮ります。
結果、ほとんどの場合ピントを外すことが少なくなりました。100%ではないですが。
アップを撮っていたα7R IIでは瞳AFが落ちるので、顔認識AFで撮っていましたが、9よりも歩留まりは当然悪いです。
9の使い勝手は自分なりにカスタムしているので、かなり良くなっています。7系はそもそものボタンが足りないし、すべての動作が遅いので、どうしてもストレスになります。
R3ではその辺りはだいぶ良くなる予定です。
気にしていたボケも、F4位で撮っていたので、十分な感じです。今までは中判での撮影なので、ピントを外すことを考えてF8位での撮影でしたから。だったら35フルサイズで絞りを開けた方がいろいろな面で使いやすい。
事務所に戻ってデータをまとめて1つのフォルダにしようと思ったら、MacBookProの内蔵HDが足りない、と警告が出ました。
この日に備えて、必要ないデータは削除して、空きが100GB以上にしていたはずなのに、、、
C1のテザー撮影で80GB、α7R IIのメモリーカードに30〜40GBのデータがありました。合わせて120GB近く・・・僕の撮影では1回で取ったデータ量の過去最高でした。
これでは内蔵も無理だよね・・・
というか、僕の持っているMacBook Proの内臓が256GBSSDと言うのが少なすぎなのですが。いい加減買い替えたいのですが、、、今年はソニーに金を取られすぎで、何も買えません。
こんなにデータ量が行ってしまったのは、撮影時のRAWを非圧縮RAWにしたからです。
ソニーα系の場合、RAWの記録方式が圧縮と非圧縮が選択出来ます。通常は圧縮RAWを使っているのですが、少しでも品質を上げたいときは非圧縮RAWにしています。
たかが2400万画素のα9でも1枚50MBくらいに肥大します。
それでどれだけ画質に貢献するのか?疑問ですが。ハイライト部分シャドー部分に違いが出るのかも。比べていませんが。
それにしても、もう35タイプのデジタルカメラで十分ですね。僕もフルサイズの中判が必要な撮影はホントに限られています。残念ですが。
今週末にはR3が届くと思うので、それも楽しみです。
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