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2015.12.29

2015最後の撮影での失敗

28日、2015年最後の撮影でした。

僕にしては珍しく、女の子をクラブで撮影するというロケ。

クラブを借りているので、時間がタイトです。制限時間が決まっていて、それまでに撮り終えて退出しないといけません。
その日、いろいろな事情でメイクが押して、残り時間90分。それで30カット位を撮らないといけない事態になってしまいました。

しかもアシスタント無しで僕がライトも含めてすべてやってです。

カメラはこのところいつものソニーα7系2台。ストロボはProfotoB2。

撮影を始めてから、画像を確認しようとしたら、書き込み中のランプが点いていて、何も出来ない・・まあ、それは承知済みのことなので仕方ないのですが。その日は異様に遅い。カメラはα7R IIです。
焦っていたから、シャッターを切りすぎて、思ったよりも書き込みに時間が掛かっているんだろうと、思っていました。背面液晶で撮影画像を確認しても問題なかったし。

カットが進んでいくうちに、遅くて耐えきれず、無印のα7をメインにして撮影していきました。それも使いにくいので、時々α7R IIで撮影、、、そんなことを繰り返してなんとか撮影が終盤になった時、α7R IIからアラートが、、、

メモリーカードが一杯です。と。

え?32GB入れてたし、いくらモデル撮影でも、そんなに撮ったのかな??もしかしたら、そのカードの前の撮影画像を消去し忘れて、途中から撮影してしまい、容量を使い切ってしまったのか?

そんな風に考えてました。現場で余計なことをしたくないので、その後は無印α7で撮影して、その日の撮影は終了。

事務所に戻ってからPCに画像データをコピーして、上がりを確認していたら、やけに似たようなカットが多いことに気がつきました。モデルで連写しすぎたのか・・・と自分でも意識していないくらい、撮影したんだと、思い込んでいました。

取りあえず、年明けの納品用に、ネーミングを連番に振り直したり、ダメなカットを捨てる作業をしていたら、どう見ても同じカットばかりだと気がつきました。

なんで、こんなことになってしまったのか??

さっぱり分かりませんでした。

時間をおいてから、ふと、「ひょっとしてブラケティングがオンになっていたのでは?」と思いつきました。

通常のブラケティングは露出ブラケティングなので、3回シャッターが切れるのですが、α7R IIの場合、様々なブラケティングが出来ます。例えばカラーのスタイルとか、色温度とか。

Img_5366

この画面はそれに気がついてから、背面液晶を確認したところです。

左側のPモードの下に「DRO」と小さく書いてあるアイコンが犯人でした。

DRO(Dレンジオプティマイザー)のブラケティングがα7R IIは出来ます。しかも、1シャッターで取り込んだ画像から3枚の違う画像データを記録します。

この撮影ではRAWで撮影していたので、1シャッターで3枚のRAWデータが記録されることになります。

そう、僕がやけに撮影したな〜と思い込んでいたのは、単純に3倍のカットを記録していたからだったのです。

Img_5367

なぜ、そんな事になってしまったのか?

この写真はα7R IIの背面ですが、DRO(Dレンジオプティマイザー)のブラケティングはドライブモードに入っています。
ここには写っていませんが、この赤いアイコンの下に1枚で撮影のシングルモードです。

想像ですが、撮影中に何かの弾みで右側にあるコマンドダイヤルの左クリックを押してしまい、そのままちょっと回転してしまった。。
それに気がつかずに撮影して、書き込みが遅いことに気がついたが、なぜ遅いのか?理由が分からなかった。

というのが、昨日の撮影の顛末でしょう。

気がつかなかった僕が悪いのですが、ドライブモードにこんなブラケティングが入っているなんて、、

キヤノンもこういうブラケットは出来ますがメニューから入るし、ドライブモードからは行かないので、万が一、と言うこともありません。

一回失敗すれば、同じ失敗はしないですが、最初、これに遭遇したら、かなり困惑するでしょうし、原因がつかみにくいでしょう。

ドライブモードには単純に1枚撮影、連写のハイ、ロー、サイレント撮影、セルフタイマー撮影、位が入っていれば良いんじゃないでしょうか?


今回、ほぼ初めて、α7R IIをロケでのタイトなモデル撮影に使いましたが、このほかにも厳しい部分があって、このカメラはこういう撮影には向いていないかナ〜と、本気で思いました。

ダメな点を整理すると、、、

1:背景に光源があると、メインのモデルの表情が分からない。>EVFなので、背景の明るさにファインダーが合ってしまい、顔がつぶれてしまい、表情が見えなくなる。
2:AFの迷い
3:顔認識や瞳AFは便利だが、モデルが横顔になったとたんに迷いAF出来なくなる。
4:AF出来なくなるのはどんなカメラでもあるが、その時に瞬時にMFに換えられるとか、他のフォーカス方式に変更出来るとか、が出来ない。変更するのに一手間が必要。
5:今回書いたドライブモードのように、使用頻度が低いものがすぐに動かせるところにある。
6:僕みたいな人間が不用意に動かしてしまったことを認識できないようなファインダーアイコン。

まだまだ僕の使い込みが足りない部分もありますが、この先、どう使いこなせるのか?

モデル撮りでは要注意な感じです。

補足:スタジオなど、条件の良いときには問題ありません。クラブのような悪条件だとキビシいと感じました。

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コメント

こんにちは。
私もソニーのカメラの不満点としてはちょっとしたことですぐに設定が変わってしまうことです。いつの間にか感度設定が変わっていたり、分からない設定になったりと困惑することがしばしばです。使いこなしや慣れでしょうが、使いずらいカメラだと思います。
ボディがコンパクトで写りに関しては不満がないので、もち続けていますが、今後新しいボディを購入するか?悩むところです。

投稿: サカキ | 2015.12.29 19:48

連続書き込み失礼します。

当方も湯浅さんのようなことが起こりました。
暗い家のインテリア撮影中でした。
イメージカットは手持ちで感度をISO500に上げたり、三脚の時はISO200で撮影。

撮影途中に急に絞りをいくら変えてもシャッターをいくら変えてもオーバー露出で自分の求める露出が出なくてなんども何度もシャッターを切りました。もちろんマニュアル設定です。フィルムからデジタルになって冷や汗の回数は減ったのですがこの時は焦りました。

感度をちょこちょこ変えての撮影中に何とISO AUTOを違うダイヤルでコマンドしてしまったせいでした。カメラはD810ですがこの機能ほんと心臓に悪いです。(笑)ドキュメンタリー用のカメラではないし...報道用でもないカメラなのにこの機能はもう少し簡単にセットされないようにしてもらいたいものです。
最近目が悪くなり(笑)当方のコシナツアイスのピントが厳しくソニーの方に憧れています。有益な情報ありがとうございます。

投稿: 竹田正道 | 2016.01.05 19:07

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