ProfotoB2 手持ち撮影セット
一緒に行ったスタッフから写真を送って頂いたので分からないように細工して公開します。
状況的にはある工場のロケです。
可動している工場なので、ライトは特別なことが出来ません。しかも入れるスペースも限られるし、時間もありません。
そんな状況下では従来ならクリップオンストロボで撮るというのが一般的でしたが、新しく買ったProfotoB2をグリップタイプのストロボとしてカメラに付けて撮影できるようにしました。
古い人ならすぐ分かると思いますが、ナショP のPE36とかPE56とか、そんな感じです。
ただ、発光部がかなり大きいし、さらにその上にバーンドア、これは純正のバーンドアですが、それを付けて、その上にタフアートレを貼って光を拡散しています。
この状態だと、小さいボックスライトをカメラ上に付けているのと同じような効果があります。
使ったカメラはα7R IIですが、オートが出来ないので、マニュアル調光でしたが、それでもかなり快適に撮影できて、さらに仕上がりが良い。
この手のクリップオンストロボでバコーンと撮る撮影だと、素人とプロの差がありません。そりゃそうです。
プロとして、どうやってお金をもらうか?
デザイナー、編集がさらっと撮った工場の写真と、プロカメラマンに頼んだ写真、どれだけ違いますか?
カメラマンに出来ることはライトの工夫だけです。使っているカメラが同じである以上、プロらしく見せるのはライトしか無いとも言えるでしょう。
B2はかなり使える印象を、昨日のロケで感じました。
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