ソニーα7R2でモデルをテザー撮影
α7ネタばっかりですが、、、
誰かのブログで読んだのですが、ソニーα7R2でモデルをテザー撮影するには向いていない、と書かれていました。
このところ毎日のようにモデル撮影をR2でやってますので、その経験から、その点を少し補足します。
テザー撮影アプリケーションはCaptureOne8を使っての前提です。
α7R2はちょっとクセのある転送をします。
そのクセとは、、、、
ほとんどのカメラはそうなのですが、シャッターを連続的に切っていても、データの転送も平行して行います。つまりシャッター切りながらC1の方にも次々と画像が転送されると言うこと。これが普通です。もちろん、転送速度は落ちますが。
α7R2の場合、連続的にシャッターを切ると、転送しません。連続と言ってもストロボ撮影で、チャージ時間をおいての撮影くらいでも転送はストップしています。それではいつ転送するのか?というと、すこしシャターを切るのを止めて、若干の時間をおくと、転送が始まるのです。
α7R2の内蔵メモリーは2GBだったかな?不確かですが、モデル撮影ではそのバッファを使い切ってしまいます。シャッターが切れなくなって、どうしようもない状態で待っていると、おもむろに転送が始まる。
今のところ、C1でのテザー撮影でしか上記の現象は確認していませんが、、、
USB2.0だから遅いとか、そういう人もいますが、それ以前の問題として、この問題の方が大きい。転送スピードはUSB3.0に超したことないですが、普通の撮影でもバッファを使い切って、シャッターが切れなくなるというのが、モデル撮りにはつらい。
まあ、中判カメラのハッセルでフィルムで12コマしか撮れない時代を知っている人なら、このくらいは我慢できる範囲かも?
RAWで12コマ以上は連続で撮れますから。バッファが一杯になったら、モニターを見つめて待っていれば良い、、、まあ、現代のモデルさんはデジタルに慣れていますから、間が取りにくいでしょうね。
ちなみにですが、、、僕はα7でテザー撮影していて、モデル撮りに向いていないとは思いません。AFの精度などを考えると、非常に使いやすい。ですが、難点もあって、絞ってギチギチの解像感で撮影すると、服にモアレが出るケースが多いと思います。アパレル撮影に向いているか?というとこの点がネックですね。
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