ニコンサロン銀座 奥山 淳志写真展
アップルストア銀座に行く予定があって、事務所から歩いて行くのですが、通りすがり、ニコンサロン銀座に寄りました。
銀座に歩いて行くときは余裕があれば必ず寄るのがニコンサロン銀座です。今日も予備知識無しで伺いました。
写真展のご本人がいらっしゃるようだというのは分かったのですが、他の人とお話ししていたのでそのまま帰ろうとしたら、出口まで出来て頂いて「湯浅さんですよね?」と声を掛けられました。
「いつもブログを拝見しています。」
と言うことで、僕の顔を知っていたようです。
このブログも見ていただいている人が多いようで、、、特に写真家やカメラマンの方から、展示会場などで声をかけられることがたまにあります。悪いこと出来ません・・
そのまま立ち話をして、作品のプリントなどのご苦労を伺いました。プリントは銀塩プリントで、しかも自家現像。カラープリントの自家処理をやったことある人なら分かると思いますが、CP31という自動現像機を使うのが一般的です。ただこの自動現像機だとプリントサイズの最大が半切までいかない大きさがMAX。写真展をやろうとすると、全紙くらいに伸ばしたいので、このプリンターでは無理なのです。で、それよりも大型のCP51というのがあるのですが、これがでかい。しかも、常に大判のプリントをするというわけではないので、ほとんどの人はCP31で自家プリントをしていた、というのが定番でした。
奥山さんの写真展は全紙くらいだと思いますが、僕はてっきりインクジェットか、外注の銀塩プリントかと思っていたら、なんと、自家処理。しかも、自動現像機を使わず、シリンダーに入れて現像するタイプでプリントしたというお話しでした。
カラープリントを自分でやってみれば分かりますけど、これがどれだけ大変なことか!
ビックリしました。
インクジェットとカラープリントの自家処理はどうしても違うんですよね。そこにこだわると、大変な作業になっても自家処理するしかない。
撮影も当然大変なのですが、その後のプリント作業もホントに大変。
偶然寄った写真展でしたが、良いものを見させていただきました。ありがとうございました。
この写真は奥山さんがシャッターをしたもの。僕が持っていたα7R2をご覧に入れていて、偶然シャッターを押してしまったカットです。マニュアルフォーカスに設定していて、シャッターに触れたら切れたという感じです。だからピンぼけ。奥山さんが悪いわけではなく、撮れてしまった写真と言うことです。でもブログに載せるにはちょうどよかったです。ピントが合ってたら載せられないから。
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