世界報道写真展へ
日曜日、世界報道写真展へ行ってきました。
例年、恵比寿の東京都写真美術館でやっていたのですが、工事中と言うことで今年は池袋に会場が変更しています。
ほぼ毎年のようにこの写真展は行っています。キヤノンが主催と言うことで、プロサービスに行くとチケットが置いてあったりして、無料で行けたことも多いのですが、今年はほとんどキヤノンに行ってないので、そんなチケットをもらう余裕は無し。もらいにだけ行くのもね〜そこまでセコくはない。
池袋へはホントに久しぶりに行きました。サンシャインシティには写真のイベントがあったときには行ってたのですが、西口の方はさすがにここ10年くらい行ってないかも。
結婚した前後数年は東上線西武線沿線に住んでいたので、池袋にはよく行ってました。乗り換えも池袋だったし。
西口は今でこそキレイになっていますが、田舎者の僕みたいな人間にはちょっと怖い感じのところでしたね。
さて、写真展ですが、例年、素晴らしい写真の数々で、今年も同様に素晴らしかった。
例年通り気になったことは、、、良いことなのですが、人が多いこと。しかも、写真愛好家ではないような一般人が多い。おしゃべりしながら写真を見ていると、こっちが気になります。だいたいどうでもいいようなこと言ってるし。
それと、報道写真なのでキャプションが必ず付いています。それを読むのに一生懸命で肝心の写真を見る時間が短いと思えます。キャプションを読むので全部見終わるのに相当時間が掛かっているし。これも善し悪しかな。キャプション読まないとその写真の何が問題なのか?分からないですから。
写真展会場に併設されて映像も流していました。
これは日本の報道写真家の数人を取り上げて映像にしたものです。名前がコンタクトシートと言って、、、、もうこの時点でどうかな〜と思ってしまった。
コンタクトシートはすでにフィルム時代のものです。映像の中でも36コマのフィルムのコマに映像をはめ込んで映していました。
まさかフィルムで撮っていないと思いますが、、、デジタルで撮っている写真をわざわざフィルムのコマに入れる必要があるのか?僕には疑問でした。
まあ、見せ方の問題だから、デザイナーさんの意見だと思いますけどね。今更古いと思ってしまいました。
一点だけ日本で撮られているものがありますが、日本人が撮っていません。名古屋のマクドナルドで撮られたものですが、こういう写真を外人に撮られて、しかも賞を取られてしまった、というのは日本人として残念でした。日常に写真のモチーフはある。だけどそれを作品として昇華できるのはホントに少ないのです。それの象徴的な写真だなと思いました。
写真展は素晴らしかった。お時間のある人はぜひ行って下さい。
#世界報道写真展
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