蜷川実花:Self-image展へ
蜷川実花さんのSelf-image展へ行ってきました。
期間が割に長かったし、場所が家から歩いて行ける品川、原美術館と言うこともあって、そのうち行けば良いか、と思っていて、そうこうしているうちに今週末で終わりになると言うことで慌てて行ってきました。
期待が大きかった・・・
蜷川さんは好きな写真家の一人です。数年前にやった新宿オペラシティでの回顧展とも言える規模での写真展は、それは素晴らしかった。同じ場所でその前に展示していた篠山紀信さんの写真展と同じくらい良かった。
そんな事もあって、かなりの期待だったのですが、、
ちょっと残念な内容でした。と言うか、僕の期待したないようではなかったと言うべきか。
良いと思った写真はわずか1,2点。あとは僕の好きな写真ではなかったかな。
有名になると、その人に求めるものが均一になってしまうと言うのはあります。それを打破したいというのもよく分かります。
会場とのマッチングも良くなかったんじゃないだろうか。有料で1100円なのですが、その割に、、、という感想は禁じえませんでした。入ってから出るまで30分、、、
あの内容ならもっと他の会場でやった方が良いかもしれません。
ただ、会場には非常に人が多かった。それも、若い女性が圧倒的。一般的な写真展だと、加齢臭が漂ってきますが、w そういう人たちは居ません。やっぱりその点は指示されている写真家ですね。
ただ、若い子だと、なんというか、マナーがないというか、、、、展示している写真のすぐ横に寄りかかって、絵を描いているとか、「写真撮ろうと思ったのに〜」って訳の分からないこと言ってる女の子も居たし。
最近、ホント多いんですよね。写真展会場で、展示している写真を撮っている人。
僕なんか、驚いてガン見しちゃうんですが、平気で撮影続行。悪いとか全然思っていないし。
まあ、注意しない僕も悪いかもしれませんが。会場スタッフでもないし。。。
写真展、美術展はよく行く方だと思いますが、最近、そういうのを見て、嫌になることが多いです。
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コメント
こんにちわ。
ブログランキングから来ました。
もしかしてむかーしお会いしているかな、とか思ったりしているんですけど、どーなんでしょう。ま、どちらでも大差ないです。
写真展、美術展での複写・模写ですが、ヨーロッパでは普通に許されるとか聞いたことがあります。(自分で確かめてはないですよ。)
東京の場合、カタログとか写真集の物販があることが多く、それを買ってくださいと言う意味で撮影禁止は合理的だと思いますが、私は「そんなにケチケチしなくとも」と思うことも多いです。けっこうダメもとで「撮影は禁止ですか。」と確認することがあります。
写真ではないですが、こんどマグリット展に行こうと思っています。現在進行形で活躍している人ではありませんが、会場に行ってみるとまた楽しいものがあったりします。こないだはキリコ展に行きました。
「大偽物博覧会」というのにも行ったんですが、赤瀬川源平さんの偽千円札はありませんでしたね。実物やレプリカがないどころか言及されてもいなかった。諸般の事情があるということでしょうか。
あ、URL入れましたけど、見に来ないでくださいね。程度低いですから。
投稿: おーくま | 2015.06.07 04:38
おーくま さん、ありがとうございます
たぶん昔にお目にかかったことがあると思います。
写真展会場、美術展会場などで写真を撮って良いかどうか?僕は断然に反対ですね。見ている方の気が散る。写真を撮る人は自分中心で、気に入るまで撮るからその場をなかなかどかない。音が迷惑。・・・などなど
海外の展示では撮れるところが多いですが、日本のようにすべて禁止して欲しいです。ルーブル美術館なんかひどいもんですよ。
投稿: tats | 2015.06.16 10:54