白内障手術後 見え方
手術から一週間経ちました。
ご心配をおかけしましたが、経過は順調です。
今は風呂も入れますし、顔も洗えます。目薬は差していますが。
さて、白内障の手術で、見え方は変わるのか?ですが、検索するとかなりヒットします。
人工の眼内レンズを入れるのですが、これは黄色に着色されています。以前はクリアのレンズを使っていたらしいですが、あまりに色が違うので、黄色いレンズを今は使っているようです。なぜ黄色か?と言うと、人間の組織なので、もともとが無色透明ではなく、若干の黄色みを帯びているのが普通の状態だったところ、クリアな眼内レンズを入れてしまうと、その差が大きすぎると言うことだったようです。
この黄色みも当然一律黄色ですから、個人差はそこに含まれません。
人は歳を取ると水晶体も黄ばんでくるそうです。そもそもが年寄りと若者、子供では見える色が違うのです。だれもが歳を取りますが、一気に変色するわけでもなく、何十年も掛けてゆっくり変色するので、それに気がつく人はいません。
と言うか、自分の見ている色が他人と同じであるとは、誰も言えないのです。これは色の永遠のテーマですね。
眼内レンズに戻りますが、当然、メーカーが工場生産している物なので、黄色い色は一律、だと思います。メーカーによって色は違うと想像されますが。自分の目に入れるレンズのメーカーを気にする人はいないでしょう。
僕の場合、眼帯が取れた瞬間に、そのクリアさに驚きました。今まで濁っていた見え方から、一気に新品同様の目になったわけですから。
色の違いを感じたのは分析すると以下の2点。
○色温度の違い
○彩度の違い
この写真がそれを具体的に分かるように調整した物です。
左が左目で見ている色。右側が手術をした右目の見え方です。
これくらいに色の違いがあります。普通の景色を見ても、その色の鮮やかさに感激するほど、きれいに見えます。
青色の吸収が弱い気がするのが、ちょっと気になります。
というのは、左目の病気が加齢黄斑変性という物ですが、一節によると光の中の青色成分が目に良くない影響を与えていて、この病気の遠因になっているというものです。
青色光は通常のPCモニター、スマホなどの液晶からも出ていますので、人類が経験したほどないくらい、現代の人間は青色光を見ていることになっています。これが目の網膜に悪い影響を与えているのではないか?と言われています。
右目の見え方がより青っぽく見えると言うことで、青色成分の吸収が今までよりも弱いと想像するのは容易いこと。せっかく白内障が治ったのに、黄斑変性になってしまったというのでは、あまりに不運すぎます。
予防としてはサングラスなどで防護するくらいしかないと思いますが。
二つしかない目ですから、大事に大事に使っていかないと。皆様をお気を付け下さい。
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