V850の使い勝手
新しいストロボのV850ですが、何回かテストした後、今日、実際のロケに持っていきました。
まずは使いやすい。
僕はこれまでこの手のクリップオンは、ニッシンのストロボを使っていました。
でも、ほとんどマニュアル発光しかしていません。カメラの上に付けてと言う、本来のクリップオンの状態ではほとんど使っていません。ですから、ストロボのオートもほとんど使いません。
仕事で使う分にはマニュアルの方が、僕の場合は良いのです。
このV850は、マニュアル発光しか出来ません。マニュアルに特化したストロボと言っても良いでしょう。写真のダイヤルをくるくると回すと、パワー調整が1/3ステップで変わります。フルから最小までもあっと言う間に変えることが出来ます。しかも、フルからパワーを落としても、空発光を必要としていません。これがロケ現場でどれだけ楽だか。
また、電源がリチウムイオン電池なので、外部電源を必要としていません。ニッシンでも、カメラメーカー純正のストロボでも、すべてのクリップオンストロボは内蔵の単3電池だけではとてもじゃないですが、チャージが遅くて、使い物になりません。僕の場合、基本、外部電源を繋いでニッシンのストロボを使っています。だから、ストロボセッティングもストロボを据えて、電池を繋いで、みたいにちょっと手間を食います。また、ロケ現場では移動も多いので、セット、移動、収納、がどれだけ簡単にできるか?も大きく使い勝手に関わります。
V850のスタンドアローンで使えるというのは、他では絶対経験出来ない利便性があります。
リチウムイオン電池なので、使い切ったら終わりです。ロケ現場ではそれを気に掛けている必要があります。単3なら最悪、日本国内ならコンビニに行けば良いですから。僕の場合、キット販売のものを買ったので、予備電池がありません。キットを買ってみて、使ってみて、良かったら買い足すと言うつもりでしたから。
電池の充電も、この写真の感じになります。
ニッシンのストロボだと、外部電源の単3を8本、ロケの前に充電していたことを思うと、楽なのですが、チャージャーの音とLEDランプの明るさが、気になります。たとえば、泊まりのロケなど、ビジネスホテル内で夜、充電をするのですが、この状態だと、明るくて寝られないかもしれません。>神経質なので。
その他、肝心なリモコンについてはノーコメントで。でも、素晴らしい機能だと思います。リモコンを使わなくても、単なるストロボとして使っても、このV850は、今までのストロボとは異次元のものだと言えます。
僕の理想は、ProfotoD1の小型版なんですけどね。B1みたいに大きくなくて、もっと小型のを出してくれれば良いなと思っています。
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