最近の検索ワード1位が「x-m1 ブログ」となっています。
発売後まもないカメラなので、購入対象にしている人が多いのでしょうね。ネットにはいくらでもインプレッション記事が上がっていますが、僕個人の感想として、たいていは当てにならないという気がしています。自分で言うのも何ですが、お金をもらって書いているのですから、悪いこと書けないですよね。だから、お金をもらっていないだろうと思われる個人のブログの感想を知りたいと思うのは、僕も同じです。
僕はカメラライターでも、カメラ評論家でもないので、自分で買った機材に関しては感じたそのままを書いていきたいと思っています。アフィリエイトもやっていないし、カメラオブザイヤーの選考委員になろうとも思っていないので。笑 ステマと思われるのも嫌だし。
それが参考になるかどうか分かりませんが。
さて前置きが長くなりましたが、久しぶりにフジのX-M1を使いました。主に女房のサブカメラとして買ったものなので、僕が使う機会はほとんどありませんでしたから。
購入後の女房の印象を聞いてみて、、、実はあまり評価がよくない。その話は追々書きますが。
今回は、RAW現像について。
フジのフジX-M1のRAW現像に対応しているのは今日現在で純正のRAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIXとCaptureOne7.1.4、Lightroom5.2(CameraRAW8.2)です。
それの比較をしてみました。
左からカメラ内生成のJPEG、C1、LR5の順番です。
カメラ内生成のJPEGの色がヘンなのは、女房から受け取った際に、この設定になっていて、それに気がつかずに撮影したためです。設定はホワイトバランスをマゼンタ方向に最大に振っていました。
このM方向の設定は、RAW現像には反映されません。
驚いたことに純正のRAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIXでこのRAWファイルを開いてもMになっていないんです。これにはちょっとビックリ。なんのためのホワイトバランス微調整なんだろう??サードパーティー現像ソフトがそれに対応していないのは分かるのですが、純正でしょう??
それはさておき、100%の比較画像ですが、Lightroomがワンランク落ちます。5.2RC版を使っていたときから思っていたことでしたが、Adobe系でフジのRAWファイルを現像すると眠いのと、解像感が悪いのです。
カメラ内生成のJPEGはそこそこ、、一番良いのはC1です。
現像はすべてデフォルトです。シャープネスの設定がアプリケーションごとに違う点があるので、ご注意下さい。Adobe系は伝統的にシャープネスを強く掛けていない(と思われる)ので、他社との比較がデフォルトだと不利になります。この点は以前より、Adobe側に改善を求めていますが、、、、
なお、RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIXでの現像はカメラ内生成のJPEGと同程度でした。
それぞれの画像をリンクしておきます。すべてFlickerから100%画像をダウンロード出来ます。
X-M1 カメラ内生成のJPEG
C1による現像
LR5による現像
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