恵比寿まで。写真新世紀展。
SIGMA DP1 Merrill
日曜日、恵比寿の写真美術館へ行ってきました。
今日までだった「機械の眼」展を見るため。
ついでと言っては何ですが、、、、写真新世紀展を今年も見て来ました。
機械の眼は歴史的な写真を3部構成で振り返る企画の、その第3回です。過去の展示は全て見ています。
写真新世紀展はもう毎年のように見に行ってます。
今年のはかなり良かった。
その理由は何だろう?と自分で整理してみたのですが、、、
たぶん、見慣れた作品だったのではないかと思います。
写真はアートな側面もありますが、非常に真似をしやすいメディアという側面もあります。真似が悪いとは思いません。模倣は写真に限ったことではなく、絵画の世界でもよく見られることですから。
今回の新世紀展は、ある意味、うまく模倣された写真が多かったと思いました。新しい切り口はほとんど無いと言っても良いくらい。だけど、それが僕のような古い人間には丁度良い感じに見えたのだと思います。
昨年グランプリを取った写真家の方の展示もありましたが、まさに30年前の森山大道さんのCAMPを彷彿とさせます。現代のCAMPですね。写真学校時代を思い出しました。
他にも、過去の手法をうまく取り入れた作品が多い感じがしました。それと、若い写真家の登竜門と言いながら、すでに作家として確立している人も見受けられましたし。
新世紀と言いながら、この現象はどうなのか?という意見もあるかと思います。安心してみられるのですが、わくわくがない、、、それは贅沢な要求なのでしょうね。
SIGMA DP1 Merrill
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