東京都写真美術館2009/09/13
旅をテーマにした写真展が今月までだったので、とりあえず見ておこうかと。来週以降、かなり忙しくなりそうなので、こんな事が出来るのは今日まで。
夕方、5時前に着いたので6時閉館までに見られるのは二つの展示までかな、と思って、もう一つは北島敬三さんの展示を。
旅の写真は、、、ちょっと古くて。。もう現在となっては撮り尽くされている感のある地方の風景です。当時としては斬新だったと思いますが、デジタルカメラが一般人まで普及した現在、すべてのものが撮る対象になってしまいました。フィルム時代は撮る行為=お金がかかる事、だったのである種のハードルがあったのですが、デジタルカメラ以降、何をどれだけ撮ろうが、金銭的な事は気にしなくて良いようになったこと。旅の写真、地方の写真で今後、どうやって新しいものを撮っていくか?が課題になっています。
北島敬三さんの展示はかなり良かったです。
新宿のCAMPを知っている人なら、なおのこと。僕も写真学校在学中に1,2回行った事があります。1年生の時、森山大道さんのゼミを受けていた事もあって。高校時代はあこがれの存在でした。
北島さんの写真は、森山さんとはまた違ったインパクトがあります。1980年前後の作品は、それはもう、、、、写真の前でうなってしまったほど、、、そのパワーには圧倒されました。
また、CAMPでの撮影カットが壁一面に展示されていますが、これも良いです。東京都現代美術館での森山大道さんのブラジルでの写真展を彷彿とさせます。森山大道さんよりもパワー感がありますね。
10月上旬までの展示ですので、お早めに。
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