お台場でソニー
撮影はあっという間に終了。。。
ちょっと拍子抜け。
午前中にカメラが届きました。
お台場へはそのカメラを持っていったので軽く撮影。
実際の仕事にはいきなり使えませんから、、、
ものはソニーのα900。
発売当時、電塾などで何度か触っていたのですが、、、本格的にお借りするのは初めてです。
今日、夕方まで撮ってみました。RAW+JPEGで8GBくらい。
最初の印象ですが、、、
シャッターの音が大きい。
これには参りました。ランチタイムの公園で撮影したのですが、シャッターを切るたびに振り向かれます。たとえるなら中判カメラくらい。本日の仕事機であるキヤノン1Dsmk3と比較すると倍くらいの感じ。手に伝わる振動も大きめです。
ちょっとぶれそうな感じがしていたのですが、、、画像を確認してみると、ブレの歩留まりはかなり良いです。ボディ内スタビライザーがかなり便利。
カールツァイスの2本のズームもお借りしていますが、、、、大きい重い。。。でも素晴らしいです。いつも使っているキヤノンのレンズ、Lシリーズと同じくらいの値段かと思いますが、ため息が出るくらい。。。
僕の仕事での写真撮影には向いていないかも知れませんが、、、写真家として欲しくなる。
事務所に戻ってMacと連結撮影。
シャッターは切れますが、、、パソコンからの操作はキヤノンどころか、ニコンにも遠く及びません。ただ、画像の転送は速い。キヤノン1Dsmk3よりもワイヤードで快適に撮れます。
昨日のPhase Oneのセミナーでもそんな話がありましたが、今やブツ撮りでは連結撮影時のライブビューが必需です。C1Proでも連結撮影が出来ますが、フェーズワンデジタルバック以外ではライブビューは出来ない。どんなに素晴らしい現像ソフトでも、ライブビューが使いたければ撮影時は純正ソフトを使うしかありません。
そこがカメラメーカーの最後の砦になると思います。ライブビューをサードパーティーソフトで採用されるようになると、メーカー純正もうかうかしていられません。
ただ、先日のエントリーで書いたiPhoneの画面にライブビューを映すiアプリも存在します。やりようによってはサードパーティーソフトでもライブビュー可能になる時代が来るかも知れません。
あと、キャノンとソニーの違い、、、背面液晶のきれいさ。これはもうαは素晴らしい。
ただ、きれいすぎます。
撮影現場では「お!きれいに撮れたな」と納得して帰ってきたのに、パソコンで見るとがっかり。。今日はそんな感じでした。
反対にキャノンは背面液晶がダメダメ。。でも、パソコンで見るとホッとするんです。きれいに撮れてるな〜って
これって、フィルム時代の現像に似てます。
ポラがポラロイド純正だった時、ポラを見ておおよそのところで判断して、あとは想像でした。ポジの現像が上がってきて、想像以上の上がりだった時、うれしかったものです。フジのフォトラマが出た時に、あまりにきれいなので衝撃でした。でも、きれいすぎました。フォトラマ以降は反対にポジの方ががっかりするようになってしまった。もちろん、ポジの深みなどは敵いませんけどね。
キヤノンのデジタル一眼は良い意味で液晶がダメなのです。でも、僕はそれでも良いんじゃないかと思っています。まあ、5Dmk2なんかはすごく良くなりましたけど。
さて、α900、突出した良い点もあるけど、仕事のカメラとしてはもう一歩。。。これをどうやって仕事カメラにしていくかは使う人の工夫次第でしょう。
今日のところはそんな感じです。
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