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2009.03.30

PIE2009雑感

090329r0402629さて、落ち込んでいても仕方ないので、日曜日にPIE会場へ行ってみました。
僕にとってはこの日が初めてです。平日は通常の仕事が忙しくて行けませんでしたし、土曜日は朝からセミナーの準備、そしてセミナーが終わったあと、事務所に戻って撮影、、家に戻ったのは夜中でした。くたくたになった日曜日ですが、お昼すぎに会場へ。
090329r0402630北側から順番に見ていって気になったものを書いてみます。

まずはコメット。

新型のモノブロックですね。ここ数年、このクラスのモノブロックストロボが一番ホットです。トキスターの参入が大きいインパクトだったのでしょう。
たぶん、実売で4〜5万台になると思います。APS-Cデジカメで取材もの、、みたいな仕事なら2台有れば十分でしょう。僕もこのクラスはプロペットを2台使っています。フルサイズの1Dsでも十分使えますね。と言うかむしろ、絞りを開けたいというニーズにはこのくらいの方が使いやすい。大きな進歩としては「不発時警報」がなくなったこと。取材の時などは表情優先でシャッターを切りますから、いちいちチャージが間に合わない時に警報を鳴らされては、取材陣も迷惑です。僕はこれがイヤなのでモノブロックストロボはコメットを使わないと言うくらい。
090329r0402634
同じくコメットからはプリンタ用紙。
「コメットから用紙??」ということで僕はかなりビックリしました。ストロボの売れ行きも良くないだろうし、そう言うところまで手を広げてきたか!って感じました。
最終日と言うこともあり、スタッフの方からテスト用ペーパーを1パックずつ頂きました。使用したらここにも書いてみたいと思います。
説明では欧州市場ではシェアナンバーワンのメーカー(中国製)のOEMと言うことです。同クラスではリーズナブルな設定になるので、競争力はありそうです。

次はフェーズワン。
先日、自分でもフェーズワンを買ったこともあって、ご挨拶に。笑
入手した情報ではCaptureOneはまもなく4.6から4.7にアップするようです。変更点は5Dmk2、50Dなどが直結撮影に対応と言うこと。新型機を買った人には待ちに待ったという感じでしょう。残念なのはまだ英語版のみだと言うこと。近いうちにはその次のマイナーバージョンアップで待望の日本語化?でしょうね。
面白かったのはマミヤの新型645AFDmk2がこちらでは手に届くところにあったという点。触った感じではそれほどの変化はない感じでしたが。

そして、マミヤ。
新型645AFDmk2の変更点はいよいよデジタルバック専用機になったという点。AFのスピードなどが上がったと言うことですが。。。それとフェーズワンからの資本提携もあったと言うことで、これからますますデジタルバック用のカメラ作りをしてくれると期待しています。もちろん、レンズも。

さらにハッセルブラッド。
当然H3D2がメインです。その中でHST1.5というあおれるテレコンがあるのですが、ブツ撮りの多い人にはこれが注目でしょう。僕もこれしか興味がありませんでした。笑
ただ、あおるためのフランジバックを確保するため、1.5のテレコンにしているので、広角で室内撮影、みたいな期待は無理ですね。また、パースを付けたブツ撮りという用途にも使えません。そんなことでブツ撮りでも試用用途がかなり限定的。でも、機能はすばらしくて、アオリ量をデジタイズしてカメラに伝えて、更に撮影データにも盛り込みます。現像時にそのパラメーターからあおった状態でのレンズ補正を掛けられます。現状、このハッセルブラッドの補正システムは世界で唯一。デジタルバック、ボディ、レンズまですべて一社で作っているというメリットを最大限受けられるシステムです。
もう一つは新型の50-110のズーム。結構良い感じでした。値段も80万くらいだったか?これ1本で仕事をすると言うことも可能でしょう。

次にプロフォト。
新型のモノブロックD1Airが人気です。担当者の弁では「強い手応えを感じている」と言うことでした。実というと、今、僕のスタジオにはスタジオキット1セットが試用としてあります。ここ何日かはスタジオ内で集中的に使っています。そのお話は追々書ければいいなと思っています。

ホヤのペンタックス645ですが、2010年には発売と、ブースの説明の人は言い切っていましたが。。。そうあって欲しいと思います。期待している人の多くは値段が100万を切ると期待されていますが、、、個人的予想では150万くらいかと思っています。問題はセンサーをどこが作っているか?だけですね。ソニー、キヤノンみたいに自社製でないと絶対に安いカメラにはなりません。だって、買ってきたものを着けて売るわけですから。自分のところで作っているのなら戦略的に安くすると言うことも出来るでしょうけど。

最後にキヤノン。
見たのは近く発売される新型TSレンズ。17ミリも24ミリも、どちらも外観、手触りなどの質感はさすが純正という感じです。ネット上ではファインダーを覗いた時のゆがみが気になるという人も多いようです。こればかりは撮ってみないとなんとも。残念なのはレンズ補正が現像ソフトDPPで出来ないこと。これはアオリ量をデジタイズする機能がないからで、現像時には今まで通り、力業でゆがみなどを取るしかありません。今の時代に出すのなら、ハッセルブラッドのようにアオリ量までデジタル化するべきだったでしょう。そこまで新機能に盛り込むのは次の世代になります。これではニコンと同じレベル。ニコンの上を行き、さらにバックタイプまで食っていく意気込みなら、TSレンズはアオリ量まで考慮してDPP補正を掛けられるようにするべきでした。将来的にはそうなるでしょうけど、、、あと何年先か・・17ミリのTSを出した意欲はすばらしいけど、キヤノンならもっと上を目指せるはず。
090329r0402632残念ながら一番南側のニコン、オリンパスは時間切れ。見られませんでした。

新製品が少ないとかリコーも出展していないなど、イマイチな感じですが、結構面白かったと思います。やはり、一年に一度、ここでしかお会いしない人も多いですし。来年もなんとか続けていって欲しいと思います。

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コメント

湯浅さん、こんにちは。

Benは DPPがレンズ収差補正に対応してからは、建築写真を撮影する時は [ Canon純正レンズを使用 ] → [ DPP処理 ] → [ Photoshop レンズ補正 ] というワークフローに変えました。
結果的に大きく生産性が向上したように思えます。
なので、今回の新 TS-Eレンズがそれに未対応だという事を聞いて本当に残念です。

ところで、DPPのあの流儀(操作ルール)には閉口するばかりです...
湯浅さんのお力で、何とかなりませんかぁ〜 (笑)

投稿: Ben | 2009.04.01 22:06

Benさん、ありがとうございます。
DPPの収差補正は便利ですね。純正レンズのメリットが生きてくる感じです。TSレンズは今も対応していませんが、たぶん、今後も対応は難しいでしょうね。あと数年は無理かな。
今回はTSレンズのリニューアルをしてくれただけでもありがたい。まさかこんなに売れないジャンルのレンズを他のレンズよりも優先して新型にするとは、誰も思わなかったと思います。もちろん、「何とかして欲しい」という要求はことあるごとに、多くのカメラマンから要望は行っているでしょうけど、、売れる本数から見れば、少数派ですからね。

DPPの流儀というのが分からないのですが、、、なにが不都合がありますか?
僕の不満点はホワイトバランスの設定箇所ですね。スポイトしてからの微調整をスライダーで出来るようにして欲しい。
お時間があれば、不都合な箇所を教えて下さい。

なお、僕は普通のカメラマンですので、何の力もありません。笑

投稿: tatsphoto | 2009.04.02 12:13

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