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2009.03.17

キヤノンEOS 5D MarkⅡは映像の現場でどこまで使えるか?2

キヤノンEOS 5D MarkⅡは映像の現場でどこまで使えるか?、のセミナーに行ってきました。

とりあえず、現場で紹介されていたところのリンク集

HDMI to SDコンバーター ブラックマジック

ユニクロ コルテオ

redrock camera

サクラスイッチ

セミナー全体の印象としては、前回の第1弾の方が遙かに面白かった。これは「なに」を求めてそこに来たか?によるでしょう。

僕の個人的感想では、もっと、具体的なハード的、ソフト的な話を聞きたかったと思いました。時間のほとんどを作品の紹介に割いていたのは、、、、ニーズの読み違いか?あえて問題提起はしない方針か?

印象的だったのは、セミナー修了後、どっと大勢の人が持ち込んでいたレッドロックのカメラを見に行ったこと。多くの人が望んだのはそう言うことなんだな〜。

いろいろな作品を拝見して思ったのは、5Dmk2によってもたらされた新たな表現は、あっという間に消費されていくのではないか?と言うこと。とれる映像が特徴的であればあるほど、飽きられるのも早い。まあ、飽きられたあと、一つの方法論として定着するわけですが。

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コメント

そうか、今日セミナーだったんですね。様子がわかってありがたいです。

>あっという間に消費されていくのではないか?と言うこと。

すっごい的確なまとめ方に感動しました。もうその一言ですんごく深く同意してます。 私は5Dmark2のセンサーを積んだムービー主体機が出てきて、スチル機の転用には「昔あったよねー」的な落ち着きが出てくるのではと思っています。ただ今その瞬間風速の中で新しい表現にチャレンジするのが醍醐味なのではないのでしょうか。そういう意味で今回のセミナーが作品の愛着、自慢に時間を割いたのだとしたら、それがまさに作り手の側の視点だったのかもしれないと思いました。

投稿: hanchan-jp | 2009.03.17 23:42

どーも、主催者です(笑)。連続参加ありがとうございます。

問題提起、いっぱいしたつもりだったんですけど、伝わりにくかったですかね。よくあるクリエイターの作品自慢大会にはしたつもりもないんですけど…。うーん、やっている側と見ている側の温度差なのかもしれませんけれど、まだまだ精進が足りませんね。

5D Mark IIの映像表現は、ご指摘の通り消費されやすい面はあると思います。だって、映像の人たちはこれがやりたくてやりたくて、もう辛抱たまらん!という状態が何年も続いてきたわけですから、これから5D Mark IIで撮った同じような表現が次から次へと出てきますよ。

でも個人的には、このカメラによって、人間と動く映像の関係がものすごいいきおいで地殻変動を起こすに違いないという可能性を感じています。それは単に見た目の被写界深度がどうたらということではなく、ようやく映像の制作者が「こんな感じで写したい」と思う絵を意図的に写しとれるカメラが登場したということなんです。

写真を撮る人にとっては当たり前のことが、これまで映像の人にとってはものすごくハードルが高かったんです。映画の歴史は写真に遅れること何十年。映画が始まって100年ちょっとですが、ずっと映像の歴史は装置産業で、個人レベルでは思うような映像を撮ることはできませんでした。パーソナルな映像表現というと、かつての8ミリシネカメラとか8ミリビデオとか、そんなものぐらいしかなく(現在のビデオカメラは家庭用の思い出記録装置でしかありません)、映像でパーソナルな表現をしたいと考えている人にはなんとも歯がゆい時代が続いてきたわけです。

それが5D Mark IIによってはじめて、クォリティとパーソナルな表現の二つを同時に手に入れることができるようになったのです。というようなことをいっても、分かりにくいかもしれませんね。

映像と写真の間にある溝みたいなものを、なんとか埋めたいと思って今回のセミナーを企画したのですが、なかなかうまく伝えることが難しいですね。

次回、がんばります(笑)。

投稿: ジチョー | 2009.03.18 01:46

先月に続いて 今回も参加させてもらいました。
個人的にはとても 有意義なセミナーでした。
ビデオ出力が1つしかない5D2において 個人撮影なら
問題ないでしょうが,監督等にも映像を見せる必要があり
アダプターを介して2系統のビデオ出力をだすやり方は
同様の仕事をする方の参考になるでしょう。

セミナー後 ビデオの販売店にいって注文していた
(今回のセミナーでも紹介されていた)
ソニーのHDビデオカメラEX3(付属品付けて120万)を受け取ってきました。チエックするとまあそれなりに奇麗なのですが,
価格を考えると改めて25万前後で買える5D2のコストパフォーマンスのよさを感じます。 

投稿: digicame30 | 2009.03.18 03:56

ちょっと気になったのですが
「映像の現場」とか「映像系」と言った時
写真は 映像の分野にはいらないのでしょうか?

動画の現場とか 動画のカメラマンというのなら
写真とは別の分野と思いますが 
映像というものには 動画と静止画が含まれていると
思うのですが・・・

投稿: digicame30 | 2009.03.18 04:03

digicame30さん、こんにちは。

広義の「映像」にはもちろん写真も入っているのですが、編集部の日常会話で「映像」というときは動画のことを指しています。たぶん、写真の業界でも映像の業界でも同じだと思います。

これまで写真はプリントか印刷されたもの、動画は映画館かテレビ画面で見るものでしたから、写真と動画をひとくくりにする人はあまりいなかったのではないでしょうか。

でも、これからコンピュータや携帯の画面で、両方を見るのが普通になりますから、見る側の意識は変わってくるでしょうね。

投稿: ジチョー | 2009.03.18 11:04

ジチョーさん コメントありがとうございました。
映像とは何か。改めて ネットで探索したら 映像とは 複数枚の「静止画」の連続 というのがありました。
個人的にはこの言葉を読んで すっきりしました。
素人っぽいこと書いて すみませんでした。

ちなみにビデオ制作のコミでも,前回や今回の企画は
ぜひ行きたい とか 東京にいる方はうらやましい等の
コメントがありました。
今度発売になる(国内は未定)パナの製品は,マニュアル動画撮影が可能になったようですし,キヤノンの上層部も5D2の動画撮影にはマニュアル絞りのある他社(FDレンズの方もいるかもしれないですが)レンズを使用するケースが多い事を知れば,ファームのアップで写真撮影と同じようにマニュアル動画撮影を可能にする事を期待します。そうなると 業務用ビデオカメラのカメラマンも今よりは気がるに使用できて「敷居」がまたひとつ低くなると思います。とりあえずは,パナの製品が日本国内で発売されたら ぜひ 1眼(レフではないけど) HD動画撮影をテーマに 企画してもらいたいものです。


投稿: digicame30 | 2009.03.19 02:24

hanchan-jpさん、ありがとうございます。
うまく伝わらなかったと思いますが、自慢大会ではなかったことは間違いありません。
僕が
>時間のほとんどを作品の紹介に割いていたのは、、、、ニーズの読み違いか?あえて問題提起はしない方針か?
と書いたのは、本当はもっと違う表現にしたかったのですが、ブログという公のメディアなので、ぼかした表現をしました。作品紹介に時間を割いたのは全体の3/4くらいだと思います。(体感的な時間)
実際に、あの作品を作った人がどういう人で、みたいな下りは必要あったのかどうか?来ていた人の興味は他にあったのでは?と感じたからです。
新しい機材で新しい表現、と言うのはすごくよく分かります。
前回と今回、2回続けてこのイベントを見た感想ですが、そんなにみんながみんな、動画に興味があるのか?という素朴な疑問です。
僕は前にも書いたように動画にはまったく興味がありません。ただ、新しいテクノロジーに興味がある。。。だから、セミナーにもよく行くし。。会場にいた半分のスチルフォトグラファーはだいたいそんなところではないでしょうか?仕事で使うかどうかは別にして、知識として知っておきたい。そんな感じかな。

投稿: tatsphoto | 2009.03.19 18:52

ジチョーさん、ありがとうございます。
セミナーの当日の深夜、この長文の書き込みと言うことで、驚きの一言です。お疲れ様でした。
すみません、僕のくだらない一言で、疲れを倍増させてしまいました。
問題提起の部分ですが、本当は「○し惜しみ」と書きたかったところでした。そう書いてしまうと、ちょっと、、、少なくとも僕にはそう見えました。もちろん、あんな大勢の前で、映像分野の同業者も大勢来ているところで、本当のところは言わない、とは思います。また、それを言ったところで、一部のコアなプロでしか理解できない内容になる恐れもあるでしょう。それを避けたのかも知れません。

ジチョーさんの思いはよく分かるのですが、最後の質問で分かるように、知識レベルの差があまりに大きいと感じました。スチルのプロとムービーのプロでは常識も違うし。

僕が前回の方が面白かったと書いたのは、前回の講師(大学の先生だと思いましたが)のプレゼン能力、そして、自分との知識レベルの差が少なかったためと思います。

今回の場合、当然、クリエーターなので人前での話には無理があるでしょうし、ほぼ素人の人にどう分かりやすく、どのレベルの話をするか?が想像できないでしょう。写真のプロと一般人との差が大きいように、映像のプロと一般人の差もまた大きいわけです。

その橋渡し役がジチョーさんなのですが、、、映像分野外の人は想像以上に知識レベルは低いのではないでしょうか?

ま〜、ああいう無料の開放セミナーだと聴衆のレベルを推し量れないので、難しいと思いますが。

これからも良いセミナーを期待しております。

投稿: tatsphoto | 2009.03.19 19:11

digicame30さん、ありがとうございます。
digicame30さんには良い内容でしたね!スチルとムービーの両方を知っているdigicame30さんは、貴重な存在です。
今後ともご意見をお聞かせ下さい。

投稿: tatsphoto | 2009.03.19 19:13

このブログすごい、、、。セミナー主催者側の方が出てきてくださるなんて。。。(驚) 私はコマフォトの誌面がとても詳しかったので、これよりもっと詳しかったら(テクニカルだったら)難しすぎる、と恐れるくらいでした。しかし詳しく説明するためにはもしかすると通常映画用の機材はどうなっているのか、というところから説明しないとならなくなると思いました。だからなにを語るべきか、何が語りたいのか、というのは難しい選択、しかし同時に聴衆のニーズを探り出すのも同時に難しかったと思います。

投稿: hanchan-jp | 2009.03.19 21:49

hanchan-jpさん、こんにちは。「写真日記」拝見しましたよ。4月号の5D Mark IIの記事、読んでいただいてありがとうございます。hanchan-jpさんの読み通り、セミナーにあわせて記事のほうも作っておきました(笑)。

セミナーの冒頭では、プロデューサーの方にお願いして、ここ7〜8年のハイビジョンカメラの変遷の話もしました。映像業界がなぜこんなに5D Mark IIに注目しているのかという伏線みたいな話だったんですが、写真系の人が半分くらいいらっしゃったので、あんまりしつこくやっても…という判断から、ちょっとあっさりめだったかもしれません。

ブログを拝見するとすでに5D Mark IIでビデオ撮影されているんですね。ビデオカメラとの3カメ撮影なんて、すごいですね! 今後も5D Mark II の記事を予定していますので、またよろしくおねがいします。

投稿: ジチョー | 2009.03.20 14:39

tatsphotoさん、こんにちは。

一眼レフ動画というテーマで、2回続けて200人近くの来場者があったことに僕自身驚いています。2回目は実践編ということで、映像業界の人を対象に割とこじんまりやる予定だったのですが、写真業界の人たちも詳しく知りたいんですね。

1回目のセミナーは、tatsphotoさんのおっしゃる通り、斉賀さんのプレゼンテーションが本当にすばらしかったです。常日頃、大学で教えている人ならではの話術ですよね。それに比べて2回目は、後半、私が司会進行するスタイルでしたが、突っ込みが甘くて全然物足りなかったですね。出演していた方々は出し惜しみをしていたわけではないと思います。ただただ私の力不足です。

これにこりず、またおつきあいください。

投稿: ジチョー | 2009.03.20 15:14

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