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2009.02.09

「奪う写真」と「返す写真」

「奪う写真」と「返す写真」とは今朝のNHK「新日曜美術館」での言葉。

今朝の特集は北海道の東川の写真家、飛騨野数右衛門さんの特集でした。

「奪う写真」と「返す写真」とは、?

見た人ならお分かりですが。

スナップショット、報道写真など、その場を切り取っていく写真が奪う写真。返す写真とは撮ったあとにその被写体になった人に写真を贈るなど、写ったものに対しての見返りがある写真だと、僕は捉えました。
なら、写真のほとんどは奪う写真でしょう。仕事でその被写体を撮ることを要請されたのなら、それは返す写真になると思いますが。
風景写真などは返しようがないし。。。写真に写った風景が有名になって、観光客が増えて、、みたいなことはありますが、その地の観光業者は喜ぶでしょうけど、肝心の自然は荒らされるだけでしょうし。

写真を人に贈って喜ばれるのは、写真家にとって至上の喜びだと思います。ただ、それを仕事にしていくことは、、、大変なことだし、続けていくのは難しいことです。

返す写真だけで生きていく、、、というのはアマチュアだけに許された特権なのかもしれません。

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コメント

いつも楽しく拝見させていただいてます。
奪う写真と返す写真、私も見ました。確かにアマチュアだから出来る撮影かも知れませんね、私もライブ撮影で奪う写真を多く撮っています。返す方法はブログに紹介させていただくぐらいしか出来ません、そこまで考えて撮影していなかったのでちょぴり考えさせられました。

投稿: ponta | 2009.02.09 22:26

pontaさん、ありがとうございます。
すごく考えさせられる言葉でしたね。番組の内容も良かったし。
ただ、自分の写真、仕事に置き換えて考えると、難しいな〜と・・
ただ、理想は追い求めていきたいですね。

投稿: tatsphoto | 2009.02.10 20:33

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