PhotoshopCS4でのコンタクトシート
PhotoshopCS4日本語版のお話です。
もろもろの事情があって書きにくい状況でしたが、、そんなことはさておき。
現在、PhotoshopCS4体験版がダウンロードできます。もうお使いの方もいらっしゃると思います。
僕もインストールして日頃の仕事にじゃんじゃん使っています。笑
そこで最も面食らった機能。。。
コンタクトシートの作成が出来なくなってしまったことです。
一般的な雑誌、広告のカメラマンでは、納品時に納品データの見本をプリントアウトして添付します。これをコンタクトシートと呼ぶのですが、ほとんどの人はPhotoshopでそれを作っていたと思います。
CS4になって、この機能はPhotoshopからBridgeに移行されました。
Bridgeでプリントしたい画像を選択、そこからコンタクトシートを作ります。しかも、Bridgeからのプリントにはならず、更にAcrobatへデータを渡すのです。そうです、PDFになるのです。
これのメリットは数枚に渡るプリントアウトも一度のプリント指示で済む点。これがでかい。
ただ、今までのやり方に慣れていた人には、使いにくいったってありゃしない。
僕なんか、Bridgeも使わないので、コンタクトシートのためだけにBridgeを起動するのは勘弁して欲しいと思っています。
しかも、PDFでAcrobatからのプリントで、カラーマネージメントがどうなっているのか?いまいち明快ではない感じです。このあたりの解決策は先の玄光社「デジタルフォトの新常識」に書いていますので、是非立ち読みください。笑
さて本題。
やはり、この一件は不都合に思っている人も多いようで、Adobeの方では追加でPhotoshopCS4にコンタクトシート機能を組み込む方法を残しています。
詳細は以下です。
Adobe Photoshop CS4 optional plug-ins and ReadMe file - Japanese
これで今まで通り、PhotoshopCS4でコンタクトシートを作り、プリントすることが出来るようになります。
まだ発売されていないので最終的にはどうなるのか分かりませんが、このままだと、通常にインストールするとコンタクトシート作成はBridgeになります。多くのプロカメラマンが面食らうはずです。出来ればデフォルトでこの機能だけは組み入れて欲しいと思っているのですが、、アメリカ人が作っているものですから、、、向こうではPDFが主流みたいですし、、、たぶん自力でこの組み込みをやらないとダメなままでしょうね。
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