東京都現代美術館 2008/11/30
コメットのガレージセールの後、事務所に機材を置いて、あるところへ。
以前、浦安に住んでいた時は都内までの通り道だったので何回か立ち寄ったことがあったのですが、品川に引っ越してからはご無沙汰でした。
ガレージセールでせっかくの休みがつぶれてしまうのでは、あまりに寂しすぎます。
目的は「森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展」
森山さんの東京都写真美術館での展示を見損なっていたこともあって、、、これは逃せないと思ったのです。
今までは車で行っていたのですが、今回は電車で。車だと美術館内に駐車場があって便利なのですが、、、いかんせん駐車場代が高い。美術館ってゆっくり見たらあっという間に2,3時間はたってしまいます。駐車場代で数千円掛かるのってちょっとばからしい。それが気になってゆっくり見ていられないのです。
この現代美術館は建築的に見てもすばらしい建物です。
森山さんの展示を見る前に「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」展を見ます。
これがかなり面白かった。
現代美術は分かりにくいし、取っつきにくいのですが、、
今回は体験型の展示が多かったので、子供でも楽しめるでしょう。
特に、地下から3階までの吹き抜けに展示されている「溶ける空」は非常に面白かった。すばらしい体験型芸術だと思いました。金沢の現代美術館にある「四角い空」を思い出しました。
さて、肝心の森山さんの写真ですが、、、
50メートルくらいの壁面いっぱいに写真を敷き詰めたように展示していますが、それを見ていると、まるで自分が森山さんと一緒にその町を歩き回ったかのような錯覚に襲われます。
対照的だったのはブラジル人のミゲル・リオ=ブランコ。この人の作品もかなり良いです。もはやアート作品です。単写真ではなく、写真群としての展示。その固まりがアートになっています。
どちらも言えることですが、、たぶん、短期間の撮影だったと思いますが、よく撮っていると思いました。瞬発力、そんな感じを受けました。
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