クライマーズ・ハイ
書こうと思いつつ、2週間くらい経ってしまいました。。
映画クライマーズ・ハイを見ました。
ほとんど予備知識もないまま、見ました。原作は小説だとか、、、そのくらいのレベル。題材は日航機墜落事故。
原作を読んでいないので僕の感想には間違いがあると思います。ただ、映画と原作は違うのが常なので、、、今後も原作を読む気もありませんので。
映画は素晴らしかったです。久しぶりに面白い映画を見た、と言う気がしました。今は邦画が面白い時代ですね。
この映画は特に群馬県が舞台になっているので、群馬県出身者にはたまりません。
冒頭の土合駅や新前橋、新聞社のある前橋の様子、前橋のアーケード街・・そして、たぶんですが、群馬の地方紙は上毛新聞をモデルにしている点。。。
この墜落事故当時、ちょうど僕は帰省をしていました。
朝、夜明け頃から何機ものヘリコプターが実家の上を飛んでいく音で目が覚めたのを、今でも覚えています。
この映画の新聞社でも、地方紙である自分たちに何が出来るのか?中央にどうすれば勝てるのか?そんな場面があります。携帯でも何でもある今から見れば精神論でしかないのですが、、
この気持ちは泣けるほどよく分かります。今では東京に事務所を構えている僕でも、東京に対してのコンプレックスは今でもあります。ほとんどの地方出身者が同じ思いは大なり小なりあるでしょう。東京出身、東京に家のあるカメラマンには絶対負けられない・・そんな気持ちですね。
こういうことを東京出身の女房に言うと全く理解されないのですが、、、(笑) 一生埋まらない溝でしょうね。
クライマーズ・ハイは群馬県人なら見て欲しい。そんな映画です。地方出身者なら誰でも気持ちは通じるでしょう。逆に、東京の人には絶対感情移入できない映画でもあるでしょう。
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コメント
深澤です
クライマーズ・ハイ
私は小説が先でした
小説も素晴らしい内容になっています
映画も見ましたが、やはり小説はあくまでも原作であって
映画はだいぶ印象が違いました
でも、映画としてとても良かったです
日航機墜落のときちょうど中学1年生で
伊豆の旅館で朝までテレビを観ていた記憶があります
日航ジャンボ機墜落
というメインテーマと
家族との関係や仕事感
親の弱み
息子への負い目
男としての生き方など
とても深い話だと思います
ボクは東京生まれでいまは名古屋
東京生まれだろうが東京在住だろうが
何も関係ありません
「負けるもんか!」という意地は
出身地や住んでいる場所に関係なく
すべての人に対して思っていることですね、ボクの場合は
あまり外には出しませんけれど
けっこう強くそう思っているものです
日航機事故から23年
早いものですね
色々な感情を思い起こさせてくれた記事だったので
長々とすみませんでした
今度東京の仕事のときに
お邪魔でなければ遊びに行かせてください!
よろしくお願いします
投稿: 深澤明 | 2008.08.14 16:59
深澤明 さん、ありがとうございます。
深澤さんは読書家でしたね。たぶん小説は素晴らしいのだと思います。
東京へはよくいらしているようですが、是非お寄り下さい。
投稿: tatsphoto | 2008.08.17 22:09
はじめまして。高崎出身のミムラ姉さんです。
高高のご出身なんですね。私は農二で、高高の80期の方と同じ歳だと思います。
群馬県人として『クライマーズ・ハイ』観ました!
映画館で観たのですが、DVDもメイキングがイイと小耳に挟んで買いました。
昨日届き、観ているうちに皆さんはどう感じたのだろうと、感想を検索してヒットしたサイト・ブログを端から読み、こちらへたどり着きました。
写真のお仕事なさっていらっしゃる湯浅様にお薦め!
ぜひ初回限定版をお買い求めになって、メイキングをご覧になってください。編集で落とした映像とか、別編集が観られます。
ぜひ、感想が伺いたいです。
昔々、地下鉄のA2出口のすぐそばのビルで働いていましたし、専門学校が御成門駅のすぐ側でしたので、御社の所在地も懐かしかったです。
投稿: ミムラ姉さん | 2009.01.27 20:28
ミムラ姉さんさん、ありがとうございます。
DVDのメイキングですか〜、知りませんでした。
時間が出来たら見てみます。
ありがとうございました。
御成門に専門学校があったことも知りませんでした。
投稿: tatsphoto | 2009.01.29 21:41