裏目に出る
何をやっても裏目に出るときがある。
ここ数日が僕にとってのそんな日々だった。
この直前のブログには「気分上々」と書きながら、その直後からダメダメの日々・・・
先は誰も読めないですね。
まずは会社の半期の決算から、、、これが思ったよりもダメだったこと。特に僕の撮影部門が思わしくなかった。自分では「こんなにやっているのに・・・」という思いがあったから、余計落ち込んでしまった。
フリーカメラマンの売り上げなんて、漁師みたいなもので、潮目が良ければ漁獲量が上がるし、外れれば落ち込むという、まったく先の読めないものだ。
まあ、赤字になっているわけではないので、騒ぐこともないけど、自分のやったイメージとのギャップが大きかった。
次は携帯をソフトバンクにしたこと。これが女房の不満爆発という感じで、、、
ドコモユーザーからソフトバンクは、確かに不満も出るだろうな。今まで通じていたところで通じなくなると、全部僕が悪くなってしまう。
次にそんな状況下での大きい買い物。そんな余裕ないジャン!という感じだった。
そして、今日。
訳あって、他人の撮影を僕が請け負ったのだが、、、撮影はまあまあ順調だった。が、データをコピーする段でトラブルが起きてしまった。
やらなければいいのに、休憩の時間に撮り終わったデータをMacBookProに取り込んでいるとき、トラブルは起きた。
次の撮影が急に始まってしまい、僕だけ撮影に戻り、アシスタントをその取り込みに当てた。が、しばらくして戻ってみると、「書き込みが止まったままです」という状態だった。
何をどうやっても止まったままだった。
どうしようもなく、Macを強制終了。
撮影現場では終了までの時間が限られているので、そのまましまって、撮影に戻らないとならい。
もう、気が気ではなかった。
キヤノン1Dsmk2のデータ、6GBのマイクロドライブを使い切るほどのデータが、途中終了させてしまったのだ。
ここで焦って、再度、Macを起動し直して、取り込みを試してみるという事を、やるべきか?
かなり悩んだ。
気持ち悪くなって、吐きそうになるくらい、迷った。
数百カット、ダメになってしまったかも知れない。
かといって、その場で焦っても良いことはない、、、僕はそう判断した。
僕の今までのやり方は、どんなに急いでいても、ロケ現場では取り込みをしない、という鉄則があった。それを今日に限って、破ってしまった。そのせいでこんな事になってしまったことを悔やんでいる。
が、悔やんでもどうにもならない。とにかく、いつものように自分のやり方でやる。そう、自分に言い聞かせた。
気が気でない状態のまま、撮影は続行された。
1時間後、すべての撮影は終了。
挨拶もそこそこに事務所に戻った。
震える手で事務所のMacProにマイクロドライブを差し込んだ・・・・desktopにマウントした!
これほど神に感謝したときはなかった。自分の運を感じた。
幸い、データは1点も壊れていなかった。
最悪はRAW+JPEGで撮っているので、データレスキューでJPEGのみ取り出す可能性を考えていたが、RAWデータも大丈夫だった。
今回は良い教訓だった。
かなりあわただしい現場だった、カット数もあった、、、、がそんなことは何の言い訳にもならない。どんな時も確実に写真を撮ってこそ、プロだし、自分はそうありたいと思っている。
どんな時も焦らず、いつもの自分でなければならない。
その法則を必ず守る、ということの大事さを痛感した一日だった。
やることなすこと裏目に出る。そんな日がある。
だけど、焦らず、自分を信じる。じっと我慢する。そんなことを45になった今でも刻み込んでいかないとならない。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50678/12723804
この記事へのトラックバック一覧です: 裏目に出る:


コメント
読み込みの時にハングしても、よほどの事がない限りデータは無事です。大抵やるのは、装置が気を利かせて「初期化しますか」と聞いて来た時に反射的にYESをしてしまう事でしょうかね。
マイクロドライブだって、書き込み禁止ノッチみたいのはありますよね? カメラから取り出したら、必ずそれを禁止にしては?
投稿 Shimizu | 2006.11.18 00:18
同業者として湯浅さんの気持ち重々解ります。
度重なる重い日々、私でもあります。
これを乗り越えるのが我々のサガとも思えます。
当方、MNPでDoComo FOMAからauに替えた口ですが、たいへん安定しており気持ちよく使わさせてもらっています。
auをおすすめします。
投稿 sat | 2006.11.18 01:00
Shimizuさん、毎度です。
MDは書き込み防止ノッチって、無いんですよ。
確かにあったら便利でしょうね。
それと、データが無事かどうか?以前の経験として、途中ハングしてデータが読み出せなくなったことが3回くらい有ります。
どうしてそうなるのか?不明ですが、指揮者の人に言わせると、Macのデータコピーの際に、メディアに何かを書き込むという性格上、読み出しが出来なくなると言う、説を何人かの方から聞いています。
データレスキューに関してはWindowsの方が圧倒的に優位ですので、非常時に備えてWindowsマシンを一台持つように、と説く人もいらっしゃいます。
satさん、初めまして。
どこまで行っても確実なものはない、と頭では分かっていますが、、、、いざ、自分がそう言う境遇になると、焦りますね。
平常心を保つことの大切さを痛感しました。
また、トラブルはよりによっての時に起きると言うことも。
フィルム現像のトラブルも以前はありましたが、他人がやったトラブルですから、責任の重さも今ほどではなかったと思います。
これほどまでにプレッシャーに日々耐えていって、あと何年現役を続けられるのか?不安ですね、正直なところ。。。
投稿 tatsphoto | 2006.11.18 13:02
へ〜、ノッチが無いんだ。そりゃ不安・・・・
読めなくなる理由ですが、多分、マイクロドライブのヘッドがトラックをサーチ出来なくなるんじゃないかな。何らかのタイミングの問題かと想います。MacのOSはリカバリ機能をかなり持ってるので、よほどの事でもなければマウントは出来るのが普通です。データ復活に関しては確かにツールとしては窓機の方が豊富ですね。でもIntelMac使ってるんだから、それこそParallelsでも動かしてやればいいのでは?
投稿 Shimizu | 2006.11.18 17:07