現像終了
すでに気がついた人も多いと思うけど、コンビニで最近こういうお知らせが貼ってある。
「時代の流れ」と言ってしまえばそれだけだけど・・・
先日のキヤノンの「フィルムカメラの新規開発中止の意向」という報道もあり、写真業界は雪崩のようにデジタル化に移行している。
いくらフィルムの方が良い、と言ってもフィルムを作っているところもそれを現像するところもなくなってしまえば、フィルムがイイなんて言っている場合ではなくなるのだ。
身近で現像を出せるところがなくなってくると、早晩、現像するのに2,3日掛かります、と言われるのも時間の問題になるだろうな。もちろん、僕の子供時代にはそんなのは当たり前だったけど、1時間仕上げが当たり前だった今の時代に、数日かかる写真にどれだけのひとが価値を感じてくれるのか?
もう少し緩やかな流れで、、と思うけど、当のプロカメラマンでもフィルムカメラを一台も持っていないという人が多くなりつつある現状では、誰も何も言えないだろうな。
自分では使わないけど、なくなると寂しい、、、何とも勝手なノスタルジーな気分。
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コメント
なんだかんだ言っても、私もフィルム使ってませんからねえ。カメラは海外製があったとしても、フィルムと現像所が無くなってはどうしようもありません。
しかし、未来の事を考えると、今のデジタル記録媒体なんて多分20年もすれば物理的に、装置の関係だと恐らくはもっと早く読めなくなります。実は私も先日、CD-Rが大量に読めなくなっているのを発見して青くなったばかり。この時代、記録の見あたらない時代として将来からは見えるかも。
投稿: Shimizu | 2006.05.29 23:57