先日の続き
続きを書くと言っておきながら、2日目・・・
ゴールデンウィークと言うことで、その前日は道は混んでいるし、銀行は混んでいるしで、大変でした。GW初日の昨日も朝からロケだったのですが、銀座方面は地方ナンバーの車が多くて、、、トロトロ走られるのでストレス倍増!
で、続きですが。。。
値段の話でしたね。
お値段は31500円!!
笑っちゃいますね。この値段。ビックリしました。ちゃちなケーブルなので。
でも、単なるコネクターではなくて、コネクター部分に基盤が入っていて、その中でシンクロのディレイをやっていると思われます。
というのは、フェーズワンは、と言うか、多くのCCDはそうなのですが、撮影前は暗くなっていないとならなくて、しかも、電源を常時入れていると発熱するので、撮る直前に電源を入れるみたいな事をやっています。
4×5の構造をご存じの人は分かると思いますが、カメラバックを取り付けても暗くなっている事は有りません。手動でシャッターを閉じないと。
つまり、バックを取り付け、シャッターを閉じて、電源を入れて、シャッターを切る・・・というステップを踏まないと正常に画像を取り込めません。
4×5のカメラなので、バックの取り付け、シャッターを閉じる、はカメラマンがやるのは、フィルムを使うときと同じだから良いのですが、電源を入れる、シャッターを切る、と言う2ステップがまどろっこしいのです。
そこで、この2ステップを1ステップ(1シャッター)でやれるようにしたのがこの特殊ケーブルというわけです。
電源を入れるというステップはフェーズワンでは一度空シャッターを切るというステップになります。からシャッターを切ることにより起動させて、それから5秒以内に本シャッターを切ります。
文章で書くと分かりにくいでしょうけど、ま、シャッターを2度押ししなければならないと思ってください。
このケーブルを使うと2度切っていたシャッターが1度ですむのです。ただ、電気的に遅延(ディレイ)をさせているのでリニアな反応はしなくなりますが。
コネクター部分にはこの遅延装置が入っています。メーカーの説明ではこの基盤を作っているメーカーが生産を辞めてしまったのでこのコネクター自体も作れなくなってしまった、と言う説明をされました。
さて、ようやくこれを使って快適に撮影できると思ってテスト撮りをしましたが、、、、
ダメでした。
取り込めない理由が不明ですが、銀一に返品して原因解明、そしてまた改善をしてもらわないとなりません。
さんざん待たされたあげくにこれか・・・って感じですね。
安い物なら良いのですが、値段も値段ですからね。何とかしてもらわないと。
GWに入ってしまったので返品は明けです。
GW中は雑誌やら、ウェブ関係やらのお仕事が少しあるのでボチボチ仕事をしていきます。
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コメント
ディレイですか。そんなのよほど厄介な信号でも出しているんでなけりゃ、ワンショットマルチ一発ですわな。でも今の奴は基本を知らないから、おおまか訳分からんLSIでも使って自縄自縛になってるんじゃないのかなあ。材料費だけなら3000円行かない代物だと思いますな。
投稿: Shimizu | 2006.04.30 14:49