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2005年10月

2005.10.30

さよならCP-31

R0010157-01カラープロセッサーCP-31を処分した。
来年、都内に引っ越すので、ここ浦安の家よりも若干狭くなることもあり、また、最近はのんびりカラープリントをやっている時間もなくなってしまい、この際、引き伸ばし関係、すべてを処分することにした。
カラープロセッサーCP-31の他に、4×5のカラー引き伸ばし機、そしてレンズ、処理液、コンタクトプリンター等々、、、暗室用品すべて一括でヤフオクで売りに出したのが先週のこと。

欲しい人にとっては欲しくてたまらないカラー引き伸ばしのセットだが、都内でカラーの暗室を確保するのはなかなか難しい。地方に家のある人ならまだしも、、あるカメラマンなどは暗室用に安いアパートを一件借りていて、暗室をするときだけそこに行くと言うことをやっているくらい。今年の夏に、知人で欲しいという人がいたので、売るつもりでいたが、「置く場所が確保できない」という理由で辞退された。

そんなことで、ヤフオクで売れるのかどうか?少し不安だった。
結果的には予想以上の値段で売れたので、よかったけどね。

買い主はフリーカメラマンになりたてのMさん。
これからこれでカラープリントして作品作りをしていきたいとおっしゃっていた。
僕も5年ほど前にこれを手に入れたときのことを今でもよく覚えている。「作品作りをして、写真展をやって、、、」、みたいな夢を思い描いていた。
去年、コダックフォトサロンで個展が出来たのも、このカラープリントでの作品のおかげだ。この個展をやっていなければAPAに入ることもなかったろう。ある意味、僕のカメラマン人生を変えた出来事だとも言える。
その機械が若いお二人に渡っていくことが、僕にとっても一番うれしい。たぶん、Mさんのカメラマン人生にとって良い出来事になるんじゃないだろうか?

引き伸ばしセットの無くなった和室をぼんやり見ていると、何とも言えない、喪失感だった。涙が出るほど。。。
デジタルものの世間的には高いと言われる機材を使っているけど、そんなものが何台あっても、処分しても、何の感慨も感じない。が、アナログの暗室は特別なもの。金額的に言えば中堅のデジカメ1台分だけど、そこから得られる満足感は何百万もの価値があるのだと思う。

たぶん、もう一生アナログ暗室を持つこともないだろう。
これと一緒だった5年間が僕にあったということは、カメラマン人生としても良い時間を過ごせたと思う。
ありがとう!CP-31。

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2005.10.29

写真展ハガキ

R0010156-01土曜日。
仕事がないので風邪気味と言うこともあってゆっくり休もうかと思っていた。
が、女房は仕事だし、家にいても、フィットネスクラブにも行けないからヒマだなと思っていた。
時間がもったいないから、結局事務所に出て仕事をしてしまった。昨日までの撮影データを修正など、、、あと、今日の最大の目的はAPA新鋭展のお知らせハガキの印刷。来週からだというのに、まだハガキを出していなかった。仕事で一緒になった人には手渡ししているけど、年に数回も合わない人などには郵送しないとね。
そんなことで今日もあっという間に終わってしまう。
来月結構忙しそうで、、、、
第2週まですでに埋まってしまっている、、、こうやって今年も終わってしまうのね。

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久しぶりの青空

R0010151-01今月は天気が悪い。外ロケの多いカメラマンは大変だよね。あと、営業写真系の人。運動会が順延順延でスケジュールがメチャクチャになっているとか・・・
僕はと言えば、外ロケがなかったので順調に撮影が進んでおります。

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浜松町にて

R0010146-01リコーキャプリオGXの色は独特ですね。

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10/19 玉内さんの写真展

R0010144-01お世話になっている玉内さんの写真展に行く。
この日も撮影が入っていてその前に見に行く予定にしていた。この機会を逃すと、マジで見に行けなくなりそうだったので。
あいにくご本人は大阪で講演のためいらっしゃらなかった。ちょっと残念。
写真の内容はヨーロッパでの心象風景という感じ。タマさんはこの雰囲気の写真が得意な人だなと改めて感じた。全部モノクロの写真で、久しぶりにモノクロのまとまった写真展を見たという感じがした。
写真で気になった点が、、、
専門的になるが、メタメリズムの問題。
インクジェット4機種、その他銀塩プリンターなどを使ったモノクロプリントなのだが、写真の内容と言うより、「見え」の違いが気になってしまった。同じモノクロ写真でも光源の影響で赤みが掛かって見えたり、反対にアオぽっく見えたりするのがこのメタメリズムの問題。
タマさんはこの道のオーソリティなので、あえてその混在した方法論でのプリント展示にこだわったと思われる。
その点についてはご本人と直接お会いしたときにでも聞いてみたい。>たぶんここを見ているのでコメントが来るかもしれないけど・・・

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2005.10.26

忙中なのに・・

昨日は朝から河口湖方面でクルマの撮影。
とって返して、某所で某カメラメーカーの開発の方と意見交換。
そのあと、事務所に戻ってロケ分のデータ整理と、先週の撮影の納品データを作る。。。しかも合成付き。
本日も朝から某メーカー様の社長のポートレート。早めに終わったので品川のキヤノンエキスポに顔を出して、2時から女性のポートレート(宣材撮影)。ナンと急ぐという事で1時間でプリント、CDRまでやって納品。5時からは雑誌のタイアップで新型MP3プレーヤーの撮影・・・今終わりました。でも、これからちょこっと合成作業します。

1日3本はきついな、、、やっぱ。
明日も2本立て。

しかもそんな中でもカメラメーカーの方からのお誘いがあれば行ってしまうのも、、、まあ、好きだから良いんですけどね。
この二日間で見たりしたもので取りあえず言えることは、来年に掛けても大変な年になりそうと言うことですね。>誰にとってかはよく分からないけど、、僕も含めて、またまた色々買う羽目になりそうです。

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2005.10.22

外からの帰りは

R0010143-01外スタからの帰りはこんな感じ。
持ち出したiMacG5の中には撮影データがぎっしり。
それをどうやってメイン機のG5の中に入れるのかが問題。外付けのHDを持っていってそれにコピーという手もあるんだけど、僕はロケ用のHDは2.5インチのものしか持っていないので、ちょっとパス。だって、コピーが遅いから。早さで言うとFW800のHDがベスト!だけど持っていないんだよね。近いうちに買います。
で、今のところはこんな感じでiMacG5自体を外付けHDとして起動してしまいます。
ブックだとよくやる手ですけどね。

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スタジオロクマルにて

VFSH0104-01
VFSH0105-01
大きいスタジオを借りながら、ラジカセの液晶画面撮りです。(笑
でも、モデル撮影が終わったあとだから、こんな無駄も仕方ないんですけどね。。。

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EOS-1Dmk2Nの撮影

stylife「ブーツ×ボトム」特集
EOS-1Dmk2Nでの撮影、これが最初のお仕事だったかな??
確か、これの前に宣材の撮影で使ったのが最初か?・・

新しいピクチャースタイルで独特の色だと思う。ただ、「スタンダード」使用でそこそこの仕上がりになるのは多くのカメラマンにとっては楽になると思う。
アップロードされているのはRAW撮影からキヤノンDPPでの現像処理によるもの。
今のところ、RAW撮影してしまうとDPPしか後処理の選択肢がないのが難点だけど、撮影時に関しては「さすが!」の一言。メイン機の1Dsに比べると、モデル撮りがこんなに楽なんて!!と言う感じ。撮りたいときに撮れるのはこんなに楽しいことなのか!?と言う驚き。
まあ、比較対象が1Dsmk2という特殊なカメラと言うこともあるか・・それでもちょっと前のmk2ではない、無印1DSに比べたらmk2はスッゴク楽になったんだけどね。

モデル撮影用と扱いの小さいカット用に買った1Dmk2Nだけど、カメラとしてのデキは本当にイイ。
早くサードパーティの現像ソフトが対応してくれることを祈る。

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2005.10.21

伏兵

相変わらず忙しい日々を送っています。
本日は六本木のスタジオで撮影。久しぶりの外スタでの撮影で、いつも使っているiMacG5をカメラスタンドからはずして持ち込むことに。
撮影はまあまあ順調に進み、片付けながらデータのコピーを取っていた。その日に撮ったのはモデルカットで4GBくらい。雑誌の仕事なので取り急ぎレイアウト先行させるためにRAWデータ+JPEGで撮影したものを、JPEGのみCDRに焼いて編集者に持って帰ってもらうことにしていた。そのための仕分けとコピーだったのだが、、、
突然画面が真っ暗になった。。。。

!?え??

と思っていたら、僕のアシスタントが機材の片付けの最中にMacの電源ケーブルを抜いたと言うことが判明。早く片付けようと気を回したのは良いが、余計なこと・・・
データの整理中でまだバックアップも取っていないときだった。
しかも、コピー中と言うこともあって、かなり焦った。
最悪、データ読み出しが出来なくなったらどうしよう・・・
いろいろなことがアタマを巡りながら、、起動し直す。
まんじりともせずにその画面を見つめていた。
無事起動後、ファイルが全部あるのかどうか?チェックしたが、コピー中だったのにも関わらず全部あった。OSXのタフさを感じた一瞬だった。

それにしても、スタジオで電源を抜かれるとは・・・
今後の課題として、対策を考えないとならない。まさか、無停電装置を持って行くわけにもいかないし。。その点、ブックタイプだったら大丈夫とは分かっていても、20inch画面で快適に仕事しているのに、今更、遅い、狭いラップトップは使いたくない。スタジオ内なら絶対ブックはないなと思う。
しかし、電源だけは、、、考えないと。
どんなアホな人間が居ても、電源を抜かれない工夫をしておくべきだな。これを「フールプルーフ」と呼ぶ。VFSH0107-01

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2005.10.18

ミニ電塾シアター

来月にアドビのフォトショップワールドJAPAN2005が開かれる。
僕も実は一枚かんでいたりして・・・
ミニ電塾シアター
なぜかミニセミナーみたいな事をお願いされた。
僕みたいな弱小カメラマンに声が掛かる事は滅多にないことなので、自信が無くても、実力が無くても受けることにしている。もともと人前に立つのはプロではないし、、、他の方たちはそうそうたる面々なので一人くらいダメでも笑ってもらえるかなと・・・

そんなことで先週から何をやったらいいのか?かなり悩んでいて、電塾の勉強会なら来ているメンツも一定レベルなので話はしやすいけど、この手の不特定多数のイベントの場合はどのターゲットにしたらいいのか?がいつも悩みどころ・・まあ、この悩みは僕だけでなく、どのレベルの人にも言える話だと思うけど。

11月に入ってからの1週間、APAの写真展もあったり、定例の勉強会はあるし、地下室でのロケはあるし(コレは関係ないか!)、それでこのフォトショップワールドもあるしで、今からどうなる事やら、、って感じです。

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2005.10.17

トースト

R0010142-01新しいトーストが届く。>と言っても先々週の話なんだけど、、、(笑
ちなみにパンを焼くのではないですよ。CDRを焼くトーストね。
やはりこのところソフトのバージョンアップをさぼっていたトースト、今回はバージョン7になった。
使っていたのは5なのでこれも一個おきという感じか?
このところCDRの使用量はかなりのもので、ここ一月くらいだけでも100枚近くを消費している。それだけ、ドライブも使ってるし、焼くソフトも使っていると言うこと。
トーストはMacでは定番とも言えるライティングソフトなんだけど、けっこうアップル純正の「ディスクバーナー」あたりを使っている人が多くて、そんな人には絶対トーストにかえることをオススメしている。
使ってみれば分かるけど、圧倒的に早い。ディスクバーナーなんてとてもじゃないけど使っていられない。ディスクを焼くだけのソフトで買値15000円は高い!とお思いの方、僕もそうでした。でも、こんなに毎日のように使うソフトなら、そしてトーストにするだけで快適に仕事が出来るのですから、買う価値は大ありです。

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長友先生の写真展

APA会長でもある長友健二先生、およびその一門の方の写真展に行ってきた。
http://mashtokyo.exblog.jp/3579825

APAでもお世話になっている写真家の伏見さんが展示していると言うこともあって、撮影の合間を抜けてホンの短時間銀座まで行ってきた。午後撮影をして、次の撮影が夕方だったので空いた1時間で見に行くという綱渡り的なものだった。
会場にはちょうど長友先生がいらっしゃって、ご挨拶をしたら「あなた達の写真展はいつからでしたか?」と声を掛けられた。
うわ!それってAPA新鋭展のことか?
と瞬時に頭の中で思った。まさか、たかが一新人の僕の顔を覚えているとは思わなかった。先生とは新入会員の歓迎会で一度だけお会いしたくらいだし。

長友先生は確か、今年になってから2度目の写真展ではないかと思う。あの年齢、しかもAPA会長という職にありながら、読売weeklyでレギュラーのページを持っているくらい忙しい中、さらに撮り下ろしの作品を作っている・・・すごいと思いました。それで僕の顔を覚えているのって、聖徳太子か??って言う感じ。

仕事が忙しくて作品撮れません、って言い訳がましく書いている自分が情けないです。

まだまだ、まだまだですね。

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ピクチャースタイルは使えるか?

bottle_051017-01思いっきりデジカメネタです。
キヤノンの新型カメラ、5Dなどから搭載されたのが「ピクチャースタイル」というもの。
まあ、簡単に言えばフィルムを換えるように撮影結果である画像データを換えて撮ろう、みたいなもの。これは僕の個人的な感想で言うと、以前からイクシーで使われていたギミックと同じだと思っている。
イクシーでは600からだと思うけど、「空を青く」とか「緑を鮮やかに」みたいな味付けを画像に施せる。コレの発展系が「ピクチャースタイル」だと思う。ま、正常進化系ですね。

で、このピクチャースタイルは同社のRAW現像ソフトDPPにも搭載された。

イイ悪いは色々あるでしょう。>個人的には以前のバージョンと比べて色が違ってしまったので、かえって使いにくくなった感がある。

で、5Dと1Dmk2Nからはその中で「スタンダード」というスタイルがデフォルトになった。これ以前のカメラのデフォルトは「ナチュラル」。
さて、僕のメイン機は1Dsmk2と言うカメラなんだけど、コレでいつものように撮影をした今日の画像が上のbottleの写真。
当然、「ナチュラル」でDPPからの現像処理でフォトショップで調整後、プリント、更に調整、納品という段取りで行くはずだった。
フォトショップで彩度を上げている調整中にふと思った。
「ひょっとしてDPPの現像時にナチュラル以外の現像処理をしたらフォトショップでの彩度上げは要らないのではないか?」

でやった結果が上の写真。

左「ナチュラル」右「風景」
新しいカメラ5Dと1Dmk2Nを買った人なら試していると思うけど、「風景」モードはものすごい色にしてくれる。僕も建物の外観写真では試しに使っていたりして。。。青空の抜けが良いんだよね。

で、商品撮影にも使えないかと思ったのがこの比較。
僕的には左の写真を右の写真になるくらい、見た目を派手にして納品することが多い。多くの広告写真の場合、本物以上に鮮やかに、綺麗に見せることをクライアントは望んでいる。ま、業界では「記憶色」と呼ばれている現象だけど。

使い方によるかもしれないけど、パッと見の綺麗さを求めるのなら「アリ」の現像処理だと思う。

それにしても、新しいDPP、忠実設定の色が以前と違いすぎ・・・それと、人肌がダメ。モデル撮影用に買った1Dmk2Nが、あまりに肌の色がダメで途方に暮れています。返品も効かないし、、、あとは一刻も早くPhase OneのC1プロが対応してくれることを祈るのみです。

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2005.10.14

APA新鋭展2005

apa2005_1-01APA(日本広告写真家協会)に入ったのが今年の春。
APAでは例年、その年度の新入会員の写真家たちで写真展をやることになっている。
今期の写真展がいよいよ来月に迫ってきた。
今年は春ぐらいからかなり忙しい状況が続いていて、満足にプライベートな作品作りをしてこなかったが、この写真展に出せる写真は「撮り下ろし」というハードルがある。
実はこの新人の写真展は過去には撮り下ろしではなくて、今まで積み重ねてきた作品の提出で良い写真展だったのだが、今年から撮り下ろしになった。僕にとってはかなり厳しいハードルだった。あんまりにも仕事しかしてこない年だったから。
以前より撮影していた女性を再度撮ることになって、その写真を提出することにした。
富士フォトサロンでの写真展なので当然富士フイルムの製品を使わないとならない。今回はデジタル撮影したものなので、撮影フィルムの点ではクリアしているけど、プリントアウトが問題。
インクジェットプリントは認められていないので、銀塩タイプのプリントアウトをしないとならない。幹事のラボである日本発色からは「ポジ、またはネガフィルムでの提出」を求められている。デジタル撮影でも一度フィルムに起こしてからのプリントというわけだ。
ここで問題が、、、
僕の場合、デジタル撮影なんだけど、そのデータをモノクロ写真のようにしている。正確には一部のみカラーを残してのモノクロ写真という感じ。
ここを見ているようなプロカメラマンだったら分かると思うけど、データからニュートラルなグレーのプリントを作るのはかなり大変。インクジェットなら、今でこそモノクロ写真に適したプリントアウトが出来るプリンターが出ているので割に簡単な話なんだけど、、、、(僕の使っているHPPhotoSmart8753や、エプソンの新しいマックスアートシリーズなど)
しかも、データからフィルムを起こす時点と、そのフィルムからプリントする時点で、2度の色転びを起こす危険性があるやり方を取るわけ。
そんなことで、その危険性を避けて、僕のプリントは個人的にニッパツに頼んで別ルートでプリントして貰うことにした。
普通の新入会員は写真展の協賛金として4万を払うわけで、その中にはプリント代も含まれている。僕の場合、そのプリント代を無駄にしても自腹で別のプリントを頼んでいることになる。
新人という団体行動から逸脱した行為なので、仕方ないことで、、、>この件は皆さん了承済み。

今週、仕事の合間に写真展用のプリントの確認にニッパツに行ってきたが、思ったよりも色の転びはなくて良い仕上がりだった。が、結果的なんだけど、、、、デジタルデータからのダイレクトなプリントアウトではなくて、一度
ポジ起こしをして、そこからのダイレクトプリントをしたと言うことだった。結局、色の転びを恐れて、独自路線で行ったにもかかわらず、やったことは同じだったという結末。

ま、結果良ければいいでしょう。

そんな写真展は来月11月4日から10日まで銀座富士フォトサロンで開かれます。

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2005.10.12

グラビアで石井めぐるチャン

WO0I2341-01グラビアの撮影で今日は石井めぐるチャンを撮る。
めぐるチャンはまだ17歳の現役高校生!しかも、今日は学校帰りにスタジオに直行と言うことで、スタッフの期待はいやがおうにも高まるのでした。「まさか、制服できちゃったりして!?」・・・オヤジ丸出しですけど

で、そんなこともなく、撮影は順調に、と言いたいところだけど、今日の撮影は最悪。デジカメの調子が絶不調で、いつもの「みんなでモニターも見ながら、、。」と言うスタイルだと、ソフトがオチまくり、シャッター押しているのに画像が転送されていないと言うことが頻発。スタジオ内の雰囲気も悪くなりそうで、急遽、カメラ内にメディアを入れてstand-aloneで撮影に切り替える。
が、それではフツーのカメラマン。ここは僕、ロケで使っている無線での外部モニタリングでその場をしのいでの撮影になった。撮った画像は液晶テレビに映してスタッフで確認。
もうこのスタイルでないと、撮影は不安ですね。スタッフもそれになれているし、僕も。。。

めぐるチャンは17とは思えないくらいしっかりしている。今日みたいなトラブルの日でもイヤな顔一つしないし、、、。めぐるチャンに助けられた感がありました。
まだ17だから、これからドンドン出てくるでしょう。笑ったときの子供っぽさとスッとしたオンナぽっさ、その相反するものが存在している、女性の17という年齢はそれを併せ持った時期なんだなと、改めて思いました。

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2005.10.08

シグマ12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM

某フィットネスクラブの新規物件の撮影。
先月今月と続けて2件のオープンで撮影の方もそれに合わせて忙しい状況だ。
で、今週の撮影から投入したのがシグマのレンズ、12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM。
長い名前でごめんね。
この間買ったキャノン1Dmk2N(こっちも長い名前だぁ)に合わせて、広角レンズが欲しいなと思ったこともあり、また、以前から不満だったキヤノン純正レンズEF17-35/f2.8Lのリプレースという意味合いもある。
すべてを満たすレンズはない、かといって今のままではあまりに描写が悪い。シグマのレンズは開放F値が暗いからモデル撮りには使えないけど、インテリア専門のカメラマンからは絶大な評価があり、ロケ前日に買うことにした。
新しく出た10−20のズームと悩んだけど、フルサイズに使えるのは12からのズームと言うことで決定。10−20のズームは1Dmk2Nではケられてしまうそうだ。
ちなみに20D用のEF-S10-22mmは持っている。これが1Dmk2Nに付けられたらどんなに良いか!個人的には1Dmk2NはEF-Sマウントにするべきだと思う。

結果的に、、、
ほとんどの局面でこのレンズを使ってしまった。カメラはフルサイズの1Dsmk2が2台。もちろん、レンズはTS-E24、45も持ち込んでいたけど、狭いところをより広くと言うご要望には12からのズームにはかなわない。
描写も非常に良い。買った甲斐はあったな。1日で十分元は取れた。

このレンズも発売から1年が経つが、これとフルサイズのデジタルカメラ、この組み合わせでインテリア関係の撮影は劇的に変わったと思う。今までは14ミリが最大限の広角レンズだったところ、12からの、しかもズームでその場の最適な画角に変えられるのは、4×5に47を付けて撮っていた時代とは二時代も違う気がする。
もちろん、デジタル撮影なので、今までフィルムのようにその場の光源に合わせてフィルターをいくつも持って行く必要もなくなった。結果的にフィルム時代の倍以上のスピードで撮影が可能になった。
その代わり、撮影後の後処理に撮影と同程度の時間が掛かるようになった。
パースの修正を始め、色の調整、レンズの歪みの修整等々、、、
クライアントが撮影時間のみを鑑みて、ギャラ交渉をされることが多いけど、撮ったままと、納める画像の差を見ていただきたいと思う。
デジタル撮影になって表面に見えない時間や、設備投資など、負担が増えるばかりみたいな言い方をするけど、もっと言わなければいけないなと感じる。
ただ、難しいんだよね。「僕はこんなに努力してます!」みたいな物言いは、シャイなカメラマンには出来ないという感じもする。
変えていく、変わっていきたいと僕的には思っていますが。

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2005.10.06

1日

朝から明日のロケのためのロケハン。
その後、スタジオに戻り、広告の撮影。
夜終わったと思って、明日のロケの準備をしていたら、先日の納品データでの色校が上がり、それに対してスポンサーから変更が入ったと言うことで、データの修正作業・・
今日も夕飯は牛丼でした。
このところ忙しいという前置きは書くのもイヤになるくらい、すでに1ヶ月以上続いている。
お盆明けから雇ったアシスタント君が居たからまだ倒れずにすんでいるけど、ホント、厳しい状態。
身体だけには気をつけようと思って居るんだけど、、、無理をしないと仕事が終わっていかない。
毎日撮影は出来るんだけど、その後の修正、調整をやる時間が取れない。納品を先延ばしにして撮影を優先させているけど、平日に連日撮影してしまうと、納品データを作ることが出来なくてそのしわ寄せで週末も事務所でコンピューターにべったりというそんな1週間を送っている。
最近ではモニター見ていると気持ち悪くなります。

ま、なんだかんだ言っても誰もやってくれないから自分の仕事は自分でやらないとね。

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2005.10.03

PCターミナルアダプター

IMG_0941-01これがウワサのPCターミナルアダプター。
って、ウワサと言うほどのものではないけど、、、、例のコニミノのアルファsweetデジタルのデジブックの撮影で、再チャレンジとなったのが日曜日。カメラが届いたのが木曜日で、金曜は別件のロケで朝から夜までべったりだったので、カメラに触る間もなく日曜の本番撮影になってしまった。
モデルは前回とは変わって、グラビア志望の新人の子。
今回はそんなこともあって、水着の写真が多いので、皆様こうご期待。
さて、問題のアダプター。かなり大げさ。
実は電池が入っている。しかも、その電源スイッチも付いている。
オイオイ、たかがシンクロ接点で電池入りかよ!?しかもスイッチ付きって??スイッチ切り忘れたら電源がアウトして、シンクロできなくなるって事もあるんじゃないの???
いろいろな疑問符が。。。
回路保護のための電源らしいけど、あまりに大げさ。しかも電池は時計などに使われている薄型のリチウムバッテリーで万が一アウトしたらどこでも買えるというものでもない。
やはり、プロが使うには難しいカメラだと言うしかない。
ただ、撮れるデジタル画像はかなりイイ。キスデジよりも良いかもしれない。何をとっても自然な仕上がりで特に女性の肌はきれいだと思う。
最近のカメラはどれをとっても出来が良いな。山クミ先生は仕事がなくなる、っておおっしゃっていたけど、確かにナンクセしか付けようがないくらいの出来になっている。

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10月電塾勉強会

IMG_0928-01恒例の勉強会。
が、その前に納品データが足らないと言うことで急遽事務所によってデータを作ってサーバーに上げて納品してからの出席になった。データが足らないのはクライアントの方でファイルネームをリネームしてしまい、入稿データと僕が納める納品データとつきあわせの時の単純なミス。本番データがない時点でのリネームは間違いの元、皆様気をつけましょう。
さて、遅刻して参加した勉強会だけど、今回も参加者が少なめ。
運動会シーズンと言うこともあって、営業系のカメラマンは無理だろうし、広告、雑誌系の人も何かと忙しそうだ。かく言う僕も、撮影の予定を明日に変更したり、一部のお仕事はお断りしながらの参加なワケで。。。運営委員、そしてレポートを書く役割をやっていなければ参加しないかも知れないくらい、今は忙しい。
今回も大きい目玉はなかったんだけど、フォトショップワールドがあるのでその準備のお話など、結構内容は濃かったと思う。電塾ではフォトショップワールドに団体として参加することになって、運営委員総出で盛り上げていこうと言うことになった。僕は毎年やっている仕事がちょうどその時期に当たってしまい、2日間のうちの1日だけの参加になる。
早川先生を始め、自分の撮影の仕事とこの手の勉強会の準備など、両方掛け持ちはものすごく大変なことで、僕レベルはまだしも、上の人はどうやって時間を作っているのか?超人的だなと思う。

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