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2005.10.08

シグマ12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM

某フィットネスクラブの新規物件の撮影。
先月今月と続けて2件のオープンで撮影の方もそれに合わせて忙しい状況だ。
で、今週の撮影から投入したのがシグマのレンズ、12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM。
長い名前でごめんね。
この間買ったキャノン1Dmk2N(こっちも長い名前だぁ)に合わせて、広角レンズが欲しいなと思ったこともあり、また、以前から不満だったキヤノン純正レンズEF17-35/f2.8Lのリプレースという意味合いもある。
すべてを満たすレンズはない、かといって今のままではあまりに描写が悪い。シグマのレンズは開放F値が暗いからモデル撮りには使えないけど、インテリア専門のカメラマンからは絶大な評価があり、ロケ前日に買うことにした。
新しく出た10−20のズームと悩んだけど、フルサイズに使えるのは12からのズームと言うことで決定。10−20のズームは1Dmk2Nではケられてしまうそうだ。
ちなみに20D用のEF-S10-22mmは持っている。これが1Dmk2Nに付けられたらどんなに良いか!個人的には1Dmk2NはEF-Sマウントにするべきだと思う。

結果的に、、、
ほとんどの局面でこのレンズを使ってしまった。カメラはフルサイズの1Dsmk2が2台。もちろん、レンズはTS-E24、45も持ち込んでいたけど、狭いところをより広くと言うご要望には12からのズームにはかなわない。
描写も非常に良い。買った甲斐はあったな。1日で十分元は取れた。

このレンズも発売から1年が経つが、これとフルサイズのデジタルカメラ、この組み合わせでインテリア関係の撮影は劇的に変わったと思う。今までは14ミリが最大限の広角レンズだったところ、12からの、しかもズームでその場の最適な画角に変えられるのは、4×5に47を付けて撮っていた時代とは二時代も違う気がする。
もちろん、デジタル撮影なので、今までフィルムのようにその場の光源に合わせてフィルターをいくつも持って行く必要もなくなった。結果的にフィルム時代の倍以上のスピードで撮影が可能になった。
その代わり、撮影後の後処理に撮影と同程度の時間が掛かるようになった。
パースの修正を始め、色の調整、レンズの歪みの修整等々、、、
クライアントが撮影時間のみを鑑みて、ギャラ交渉をされることが多いけど、撮ったままと、納める画像の差を見ていただきたいと思う。
デジタル撮影になって表面に見えない時間や、設備投資など、負担が増えるばかりみたいな言い方をするけど、もっと言わなければいけないなと感じる。
ただ、難しいんだよね。「僕はこんなに努力してます!」みたいな物言いは、シャイなカメラマンには出来ないという感じもする。
変えていく、変わっていきたいと僕的には思っていますが。

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コメント

初めまして。いつも、興味深く拝見させて頂いてます。私は、建築をメインに撮ってるんですが、まだEF10-22が存在してない頃、10Dで、出てすぐのシグマ12-24を使っていました。歪曲が少なく、とても重宝してました。
が、室内の撮影でストロボなどを入れないで撮る場合、あらゆる方向からレンズ目指して照明が入ってくるため、ハレーション、ゴースト、色収差、ものすごい出まくりで、かなりツライものがありました。結局、落ち着いたのは、APS-Cでベターなのは、色収差が多少でますがEF10-22。ベストなのは、フルサイズでEF17-40f4です。17-40は、極悪な条件の室内照明でも安心して撮れます。
あ、もしかすると、最近のシグマ12-24は、改良されているかもしれませんが(汗)

投稿: せろり爆発 | 2005.10.09 00:51

私も10D時代に12-24を導入したくちですが、私の個体は、開放では真ん中しか使えず、10Dの画面サイズでも、f8でまだ周辺に流れが認められ、f11でやっとこさ実用になるという感じでした。
従って、このレンズ、使う時はf11~F16と思っています。
f16~f22では、回折の影響か、また画質が低下します。
先日どっかのwebで見た、12-24の作例は、私の個体よりも周辺の描写が良かったような印象なのですが、せろり爆発さんがおっしゃるように、改良されてるんですかねぇ?
もし、調整で良くなるなら、シグマに修理に出したいです。

確かにキヤノンの広角ズーム(私は16-35ですが)、湾曲収差には泣かされますね。
色収差による、フリンジも目立ちますし。
でも、シグマも湾曲は少ないですが、やはりゴーストは入りやすいですよ。キヤノンよりもね。
先日クライアントに、「UFOが写ってた」と言われてしまいました。
解像力もやはりキヤノンの方が、1枚上手だと思います。
シグマは、もう今一歩、解像力不足の感が・・・。
それと、色の抜けはどうですか?
キヤノンと比べると、やはり抜けが悪いように思うのですが・・・。

私は17-40は使ったことないですが、5Dの作例(ド派手青空の風景)で使われている画像を見ると、周辺がちときびしいですね。
もう一絞り絞れば改善されるのかも知れませんが。
望むべくは、単体の17mmですかねぇ。20mmは、インテリアにはまだ狭いし・・・。
14mmはどうなんでしょ?高いのがネックだな・・・。

ところで、TS24mm使って、タイリングって出来ますか?
レンズ側が動いてしまうので、合成が面倒な気がしますが、うまくレンズの移動量分、カメラをスライドさせるようにして、実質レンズ位置が変わらないようにしたらどうかな?と思っているのですが。
うまくやれば、16~17mmくらいの画角が得られるのではないでしょうか?(1DsMK2か5Dを使ってです。)

投稿: Gatto | 2005.10.09 21:57

今日キヤノンで、TS24mmを借りたので、早速テストしてみました。

PhotoshopのPhotomergeで合成してみましたが、レンズを11mmシフトした分、ボディを逆方向に11mm動かして(少しテキトーですが)、レンズ位置が変わらないようにしたので、一発合成でつなぎ目が出ることもなく、合成できたようです。

出来たファイルは、7103X2912ピクセルになりました。(5D使用)
16mmと比較してみると、長辺方向の画角は、16mmよりもう少し広いです。
でも、もちろん短辺方向は、24mmの画角しかないので、パノラマとしてしか使えませんが。
さすがにTS24mmも、端っこの画質はかなり低下しますね。
f16でテストしましたが、解像力不足です。ま、仕方ないですが。

シグマの12mm側は、さすがにそれよりもっと広いですね。
でも、やはりキヤノンに比べると、解像力は劣ります。
とは言っても、大きく扱わないカットなら、必要十分ではありますが。
ただ、この画像をパース矯正などで変形するのは、あまりよろしくないと思います。

明日また、テストしてみるつもりです。

投稿: Gatto | 2005.10.11 17:47

皆さんどうもです。
シグマの12−24は詳しく見ていくと確かにダメな点はありますね。ですが、じゃあ、これ以上のレンズは?と言われるとライバル不在かな。完璧なレンズはないですから。ハレーションも出ます・・・ですけど、想定の範囲内という感じ。もっとすごいと思ってましたから。
Gattoさんの言うとおり、11以上絞らないとぼけてます。建物を撮るには三脚使用が前提ですからそれでも良いでしょう。ただ、一般的な撮影には不向きかもしれませんね。そもそも暗いし。
そもそもですが、、、シグマのレンズは個体差があると感じています。大して持っていないですが、持っている人の感想を総合するとそうみたいですね。>憶測で書いています。初期のレンズと現在のレンズでも改良されている事も無いとは言い切れないでしょう。
Gattoさん>
TS24でのタイリングは以前よくやっていました。
今やらないのは、、手間が掛かりすぎること。フルサイズでタイリングをやると100MB越えのデータになり、結果的にそれを縮小して使います。大きい画像が必要ならいざ知らず、ほんの数センチにしかならない画像でもこの手間が同じに掛かります。だったら超広角で一発で撮れた方が後々が楽だと判断したので。
タイリングするときのコツとしては、合わせる前にゆがみの補正をしておくことです。明るさが合わないのでそれも合わせるのが大変ですけど。

投稿: tats | 2005.10.12 16:10

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35mmフルサイズより一回り小さなAPS-Cサイズの撮像素子をもつデジタル一眼レフ向けのレンズが発表されているが、中には銀塩一眼レフにもそのまま使えるものがある。シグマの12-24mmは他社製に比べ暗いが、デジタル専用ではなく12mmという超広角がフイルムで楽しめる。これ...... [続きを読む]

受信: 2005.10.18 00:58

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